第41話 ツアーIN名古屋!暁美夜と遭遇!?

昴は会社を出て、遠征に向かった。涼介の

ライブツアー、全て行くわけではないが

行ける所は行くので、今回はついていく

事にした。


場所は名古屋だ。移動は車だ。新幹線だと

涼介は元からだが、昴も今は有名人と

言っていいぐらいになっているので

車までの移動になった。


途中のサービスエリアに下りる時でも

昴は声をかけられる。


夕方頃、名古屋につき、ホテルに入り

昴は窓から外を見ていた。


「まさか、都内から出るとわな。ってもう

海外に行ってるか。でも、今はもう環境

が違う。めぐみと同じか。あいつは元から

目立とう精神だからな。その真逆の俺が」


昴は色んな事を考えながら、部屋で曲を

作ったりしてから眠った。


翌朝、昴は誰よりも早く起きた。ライブは

五日後で、今日からホールでリハーサルを

する。それは午後からなので、昴は

午前中、名古屋を観光する事にした。


それと言うのも、侑子にツアーに行くと

言った時に楽しんで来いと言われていて

それなら観光がいいと言われ昴はそう

する事にした。


ホテルは名古屋駅から歩いてすぐなので

その駅周辺を歩く。


東京程ではないが、名古屋も人が多く

昴は話しかけられそうになる前に

忍者の如く消える。一応サングラスと

帽子をしているが、涼介いわく、本当に

ファンなら、変装しても気づかれる

みたいだ。だから昴は素早く行動をする。


そんな感じで街を歩いていて、気になる

店を見つけた。秋葉にもあるアニメ等

の専門の店だ。暁美夜も今、活躍して

いるので、美夜のCDが出てるかを

見に行った。


そこには美夜のCDが並んでいて平日だが

客が多く色々買っていた。


昴は美夜が声優としても出ているアニメの

モニターを見た。


「これがあいつの声か」


昴はこのての方の知識はほぼない。美夜から

色々聞いてはいたが、なんだそれと言う

感じだった。


なので昴は初めてアニメのDVDを買った。


一応漫画やラノベ版も買って、店を出て

その店の裏に回った時だった。

昴見たいに変装はしているが、美夜と

遭遇した。


「霧島君!?」

「なんでお前がここに?」

「明日、この店でイベントをやるのよ」

「そう言えばさっき買った奴、出たばかり

だったな」

「!?買ってくれたの?」

「ああ。暇潰しにな」

「それでもうれしいよ。じゃあさ」


昴は美夜からイベントの事を聞いた。昴

も自分のスケジュールを話した。


美夜からの誘いで、明日のイベントを

見に来てほしいと言われた。昴は

かまわないと返事をして別れた。


ライブのリハーサルが終わり、昴は

安部に美夜の事を話し、見に行っても

いいと言われた。しかもどうせなら

とある提案を安部から言われそれは

美夜にも伝わった。


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