第9話 大食い仲間?藤原慶子と普通の食事?

昴は出かけていた。バイトは夕方からなので

それまで、やる事をやろうと外出した。


そのやろうとしてる事とは大食いだ。

昴はそこなしの大食いだ。それも

これまで、満足に食べる事が出来ず

その反動で、食べれる様になってからは

誰よりも食べる事に気づいた。


だから昴は大食いのチャレンジがある

店などを探してそれを成功させ、食費

を浮かせていた。


それを続けると、チャレンジ出来る店が

少なくなってくる。そう言う時は普通に

ファミレスで食べる。


今はバイトをして収入もあるので、いろんな

店を食べ歩く。


そうしている途中、とあるラーメン屋で

食べていると誰かに話しかけられた。


「よっ!久しぶりだな」

「お前か、藤原慶子(ふじわらけいこ)」

「相変わらずだな。最近見なかったが

やっぱ高校だと来れなくなるのか?」


彼女は藤原慶子、同じ高校二年の女子高生だ。中学の頃に知り合い、彼女とは

大食い仲間な感じた。昴は仲良くしては

ないが。ボーイッシュな感じだが

スタイルは良く、美形な顔をしている。


最初は彼女から話しかけてきた。とある店

で同じチャレンジをして、自分より

すごい量を食べていたので気になり、それから昴を越えようと、一緒にチャレンジする

事が多くなった。


「へぇバイトしてるのか」

「お前はしてないのか?」

「してないな。まぁお前からはバイトしろって言われてるけどな。食費がかかるし」

「だろうな」

「・・・」

「なんだ?」

「なんか、まるくなったか?前は話しかけるなオーラがすごかったが、今は普通に

話してるからよ」

「俺は変わらない。先に行くぞ」

「せっかくだから、一緒に行こうぜ。久しぶりに勝負だ」

「俺に勝てるわけないだろう」


それから二人は店を回った。当然、昴の

方が多く食べた。バイトの時間になり

店に入る。慶子も結局ついてきた。


「ここがお前のバイトしてるファミレスか」

「俺は行くぞ」

「ああ。頑張れよ。私は食べてから帰るよ」

「まぁ適当にしてな」


昴は店の奥に入っていった。慶子は店の半分

ぐらいのメニューを注文し店員や回りの

客達は驚いていた。


それから慶子は昴の店に来る様になった。


その慶子は昴に相談した。この店でバイト

出来ないかと。昴は店の店長に話し

慶子を採用する事になり、これからは慶子と

一緒に働く事になった。


そんな風にしている中でも、昴は少し不機嫌さは残っていた。


その原因はわかっているので、それを試して

みる事にした。しばらくして、昴は落ち着いてきた頃、めぐみにある事を話してみた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る