出会い
彼との出会いは旦那とデートしてる時のことだ。
「いいヤツなんだよ、桐谷って」
その時は「ふーん」・・・って感じだったなぁ。
彼と出会った時は、普通にいい青年だと思っていた。
「初めまして、桐谷です」
「初めまして、山下です」
旦那と結婚して、2年経つ頃に紹介された親友の桐谷陽介は気さくな人。
「なんでお前にこんな良い奥さんいるのか不思議だよ」
桐谷は旦那に向かって言う。
「お前こそイケメンなんだからいるだろ?」
「居ないから紹介してくれって言ってんの!」
桐谷は私の友達を紹介してほしいと言われたので何人か当たったが、見つからない。
私の友達はみんな結婚している。
1人紹介したが好みじゃなかったらしく、友達付き合いで終わる。
4人で会うこともあったが、だいたい旦那と桐谷と3人で遊ぶことの方が多かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます