海が太陽のきらり

作者 奈月沙耶

一作目を読み返したくなる。前日譚の物語☀

  • ★★★ Excellent!!!

 本作を読み終えて、一作目を拝読に参りました。にやにやによによが止まりません♪

『竜王の杜』、『天井の一部が崩れた天然の洞窟』、『竜宮窟』、『竜の抜け道』。
 そして、陽子ちゃんのセリフ。
「人がいるからあたしがいる」

 実は、私は陽子ちゃんと海斗君がキスした後に、異世界転移する物語を考えたのですが、『異世界転生(転移)モノ』は誰かが書くだろうからと、やめた経緯がありまして、やめといて良かったぁ☆

 和風ファンタジーの物語は、ほとんど読んだことがありません。
 ですが、この物語は存分に楽しめました。
 スリリングでドキドキしてて、海斗君がラスボスと対峙したシーンなんて、もう!

 前作のレビューで私が問いかけた、
「陽子ちゃんって何者なの?」
の答えが、最後に示されます。

 本作を読み終えた後でもう一度、一作目を読み返すと、また違った視点でお楽しみ頂けます。

 奈月先生は、ご自身で『アイデアが浮かばない』などと謙遜されていますが、何をおっしゃるウナギさん!(ウナギは出てきませんがナマズは出て参ります)
 この企画に和風ファンタジーを持ってくる素晴らしさ。一作目との繋がりの巧みさ。一作目の冒頭で『表現が重い』と感じた方も、本作を読んだ後で読み返したら、『おみそれしました』と言うに違いありません。お見事です。天晴です🌅

 今日からは、奈月先生のことを、『カクヨム界の竜王』とお呼びさせて頂きますね🐉
 それでは、奈月沙耶竜王、お疲れさまでした✴

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