「みずいろの手紙」(昭和48年 1973)あべ静江 

 この曲はもう、というよりは、歌い手の当時のあべ静江はもう、美人of美人でありまして文句なしです(笑)

 が、もちろん、リリース当時は子どもだった私故に、この美人極まりない彼女に見惚れることもなく、最初の口上を真似して、そして、何フレーズかを口ずさんでいただけだったわけです。


 この歌詞を当時のあべ静江に歌われたら、それなりの歳の男性陣は一撃だったことでしょう。そして、何度も撃たれ死んだことでしょう。


♪あえなくなって二月 すぎてなおさらつのる恋心


 もちろん、あべ静江の性格なんて知る由もありませんが、この歌詞に出てくる女性は、完全な「待ち姿勢」の女性です。あべ静江がこの女性と同類、ならば、こんな女性を待たせたり、放っておくはずがありません。「俺がお前に今すぐ会いに行く!」とブラウン管の前の男共を掻き立ててしまうエグい手法です。


 YouTubeの動画よくご覧ください。

♪手紙読んだら少しでいいから  のところの、あべ静江の伏し目がちになってから顔を上げる振りを。

 そして、最後の

♪私のもとへ 来てください のところの、あべ静江が左横にカクンと頷く振りを。


 確信犯だってわかっちゃいるけど、それで完全にKOです(笑)



♪「みずいろの手紙」(昭和48年 1973)あべ静江

 作詞:阿久悠 作曲:三木たかし

https://www.youtube.com/watch?v=aHgLf9I-ByU(紅白歌合戦バージョン)

https://www.youtube.com/watch?v=vLIObSPeBow(最初の口上がノーマル)



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る