第32話

「よいしょっと」


 俺は桃音をベッドに寝かした。

 これで全員だ。

 三人とも胸が重いから大変だった。

 固くなった乳首がずっと背中に当たっていた。


「おやすみ」


 桃音に毛布をかけると俺は部屋から出た。

 そこには寮母さんがいる。

 寮母さんは聖水の入った大きな瓶を持っていた。


「それってなんに使うんですか?」

「聖水ですか? これはまず女神様に捧げられます。そのあとは学園側が買い取ってくれるんです」

「買い取る? 学園はなにに使うんですか?」

「聖水を飲むと元気になると言われています。人が飲めば疲れが取れますし、草花にあげればよく育ちます。家畜の肉質がよくなったりもするそうです」

「そうなんですか」


 俺は半信半疑だった。

 女子高生の母乳を飲んで疲れが取れたり元気になったりするなんて聞いたこともない。

 

 寮母さんは頷いた。


「はい。噂では学園は聖水入りのエナジードリンクを作っているそうです。レッドモンスターって知りませんか?」

「あ。あのCMでやってるやつですか? あれってここが作ってたんだ…………」


 そのエナジードリンクは飲むと一日中元気でいられると噂のものだった。

 なんでも今すごい勢いで売れているらしい。

 まさかあれに薄められた聖水が入っているなんてな…………。


 俺は苦笑いした。

 すると寮母さんが小さなコップに聖水をすくってくれた。


「もしよろしければ一度飲んでみますか?」

「聖水をですか?」


 俺は悩んだ。

 今俺が絞った聖水を飲むのは抵抗がある。

 それでも寮母さんに勧められたら断れない。


「わ、わかりました………」


 俺はコップを受け取り、ゴクリと喉を鳴らした。

 そして勢いよく飲んでみる。


「ん!? 甘い!」


 それはびっくりするくらいおいしかった。


「よかったです。先生。とっても頑張ってくれましたからご褒美です」


 いつもクールな寮母さんが笑うとすごく可愛らしかった。

 俺はドキドキした。

 体も熱い。


 冷静になれば寮母さんと二人きりだ。

 しかも寮母さんはスケ白スク水姿。

 大事なところはほとんど透けていた。


 夜に二人きりでこれはまずい。


「じゃ、じゃあおやすみなさい」


 俺は逃げるように挨拶した。


「はい。おやすみなさい」


 寮母さんも会釈する。


 それから俺は自分の部屋に帰った。

 気を静めてベッドに横たわる。

 部屋にはまだ荷解きしてない荷物がたくさんあった。


 片付けは明日だな…………。

 俺は目をつむって息をはいた。


 とにかく今日は大変だった。

 明日からまた教師生活が始まる。

 みんなの悩みも聞いてしまったし、協力するとも言ってしまった。

 

 まったくどうなることやら。


 俺はやれやれと思いながら眠りについた。

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なぜか学園中の巨乳を揉むことになったんだが もちもち少女 @motimotisyouzyo

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