第19話

「どうかしましたかっ!?」


 寮母さんは武器の代わりにホウキを持ってきていた。

 しかし俺と金髪少女が重なり合う姿を見て、ホウキをぽとりと落とした。


「ク、クレアさん…………?」


 どうやらこの金髪少女もこの寮に住んでいるらしい。

 

 ガバッっとクレアは体を起こして俺の顔にお尻を乗せた。


「ちょっ!」


 俺は息ができなくなる。


「寮母さーん! この人がクレアのことを性欲処理の性奴隷にするつもりなの!」


 するか! と言いたかったけどクレアのお尻のせいで俺は言えなかった。

 

 寮母さんは真っ青になって俺に聞く。


「そ、そうなんですか…………?」

「もごもごもごもご!」

 ちがいますよ!


 俺が口を動かすと、クレアは体をよじらせた。


「ちょ! どこなめてるの! そこはクレアの大事なとこってあぁん!」


 クレアは腰をガクガクと震わす。

 俺はそのすきを見逃さず、お尻を掴んでクレアをどかした。

 口の中はクレアからしたたってきた水でいっぱいだ。


「ぷはぁ! 溺れるかと思った…………」


 クレアは胸を揺らしながら泣いている。


「ううぅ…………。クレアもうお嫁にいけない…………。肉奴隷にされちゃったよ…………」

「してない!」


 俺の抗議もむなしく、寮母さんがジト目で尋ねる。


「これはどういうことですか?」

「ご、誤解です! この子が先に入ってるなんて知らなかったんですよ! ほら、ここって広いですし、湯気もあったんで!」

「やっぱり男の人と一緒に住むのはむりなんでしょうか…………」


 寮母さんはまだジトリとしている。

 すると由比が耳打ちした。


「え? 本当ですか?」

「たしかよ」


 寮母さんは近づいて、顔を真赤にしながら俺の股間を見つめた。

 俺は大きくてコンプレックスなあれを手で隠す。


「たしかに大きいですが反応してません…………。これなら聖水も…………」

「な、なにがですか?」


 寮母さんは一人でぶつぶつ言っているけど、俺にはさっぱりだ。

 

 寮母さん恥ずかしそうにこほんと咳払いした。


「と、とにかく、これからはこういうことがないように気をつけてください。クレアさんもですよ?」

「わ、わかりました」

「ええー。クレアが悪いの?」


 クレアはほっぺを膨らまえた。

 腕を組むと綺麗な胸が寄せられる。

 乳首は大きめだが薄いピンク色だ。


 クレアは胸を隠して俺を見つめた。

 胸も乳輪が見えているし、下なんか完全に丸見えだ。


「クレアの初めてを奪った責任はとってもらうからね!」


 そう言うとクレアは大きい胸をたぷたぷ揺らして大浴場から出ていった。

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