第15話

 俺たちは寮母さんを先頭に中に入っていく。


 中は綺麗で、なんだか中世のヨーロッパにタイムスリップでもしたみたいだ。

 木とガラスはヴィンテージ感があって、ランプも凝っていた。


 入ってすぐは広間になっていて、そこから階段が伸びている。

 一階には真ん中に老化が伸びて、その両側にドアが四つ見える。

 廊下の先には大きな部屋がある。

 二階にはドアが四つあった。


「なんかヨーロッパの宿みたいですね」

「はい。学園長がそういうのが好きだったようで。夕飯の準備もできてます。お風呂も湧いてますよ。どちらにしますか?」

「えっと、じゃあ夕飯に。学園中歩いてお腹が減っちゃって」


 すると桃音が胸を揺らして嬉しそうに言う。


「寮母さんのごはんは世界一おいしいんだよ! ね?」

「いえ。全然世界一ではないです。普通の家庭料理しかできません。いきなりハードル上げないでください」


 寮母さんは冷静に言う。


「へえ。それは楽しみだな」

「ほ、本当に普通ですので。あまり期待しないでくださいね」


 俺が笑うと寮母さんは恥ずかしそうに顔を赤らめた。


 廊下の先にある食堂にはテーブルいっぱいの料理が並べられていた。

 うまそうな洋風料理はいい匂いだ。


「うまい! マジで世界一おいしいですよ!」


 ビーフシチューも鮭のムニエルもグラタンも他のどれもが絶品だった。

 俺が褒めると寮母さんが恥ずかしそうに笑う。


「大げさですよ。でも喜んでもらえて嬉しいです」

「大げさじゃないですよ。な?」


 俺は生徒たちに聞く。


 桃音も由比も風香も制服から部屋着に着替えていた。

 

 桃音はボーダーのいTシャツにホットパンツだ。

 谷間とかわいいお腹が見えている。


「うん! 寮母さんのごはんならいくらでも食べられるよー」


 由比は薄い黄色のパーカーを着ている。

 こちらも胸の大きさがはっきりわかった。


「そんなこと言って食べ過ぎるとそのうち太るわよ?」


 風香はくすくすと笑った。

 意外にも肩ひものないキャミソールを着ている。

 胸元がはっきり見える大胆な服だ。

 大きな胸がこぼれそうだった。


「でも桃音ちゃんはいくら食べても太らないからいいよねー」

「うん。胸は大きくなるけどね」


 笑う桃音に由比は呆れる。


「それ以上大きくなってどうするのよ」

「そんなこと言って由比ちゃんも大きくなってるじゃーん。えい♪」


 桃音はスプーンで由比の胸をつついた。

 由比の巨乳がたぷんと揺れる。


「ちょ! なにすんのよ! この時間は特に敏感なんだから!」


 由比は恥ずかしそうに胸を抱きしめた。

 顔が真っ赤だ。

 

 よく見るとパーカーの上からでもわかるほど胸の先端が大きくなっていた。


 ふざける桃音に寮母さんが注意する。


「食事中はお静かにしてください」

「はーい♪」


 桃音は元気よく手を挙げる。

 大きな胸がぶるんと揺れた。


 それから俺たちは寮母さんの作ってくれたごちそうを全部食べた。

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