第4話

「う~ん…………」


 全身が痛い。

 なんでだろうと思ったら、少しずつ記憶が蘇ってきた。

 そうだ。

 あの羊にぶつかられて階段を転がり落ちたんだ。


 俺は目を開けた。

 するとベッドの上にいる。

 おそらく保健室だろう。


「痛てて…………」


 俺は体を起こした。

 初日からとんだ災難だ。

 するとカーテンの向こうから声が聞こえた。


「あら? 起きました?」


 カーテンが開けられ、現れた白衣の先生はびっくりするほど美人だった。

 黒いロングヘアーにめがねをかけたおっとりした若い先生だ。

 ニットのセーターとミニスカート、そして白衣を着ている。

 

 しかもとんでもない巨乳だ。

 いや、爆乳と言ってもいいだろう。

 セーターの上からでもくっきりと分かる。

 スイカより大きなふくらみが二つ盛り上がっていた。


 保険の先生は胸を揺らして微笑んだ。


「大丈夫ですか?」

「はい。えっと……」

「あ。私は桜井です。この田和輪学園で保険の先生をしています」


 桜井先生はお辞儀をした。

 大きすぎる胸がたゆんと揺れ、谷間が見える。


「英語を担当してる牧野壮士です。あ、そうだ。桜井先生。今何時ですか?」

「えっと、十時三十分ですね」

「やば! 早く教室行って授業しないと!」


 俺は勢いよく立ち上がった。

 だけど痛みのせいでふらついてしまう。

 俺は桜井先生へと倒れこんだ。

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