人物紹介 7回目

 サツキ家



 大陸の西部、北西地域に存在する山地に存在する小国内で、小さな集落を形成している剣術集団の長一族。

 国が小さすぎるのとその存在が危な過ぎるのと田舎過ぎることもあって、その存在が他国に全く知られていない隠れ里的な存在である。今回一族の者が表舞台に出たことで大陸に広く知られることとなるが……一族の長を継ぐカエデの意向で国交を結ぶのはユニバンス王国のみと決まっています。(所属している国の意向? 何それ美味しいの? 状態ですw)


 アルグスタの聞き取り調査で、たぶん先祖は室町時代後期寄りの中期ぐらいの日本から来たものだと思われています。

(作者メモ。実は元寇の折に大陸から渡って来た仙術を用いる密偵の末裔である。3度目の侵攻が無かったので帰国できずに日本に居着いた)


 カタナに"気"を通して放出することで対象の物体を斬る。上位の使い手になるほどその技術は抜けて素晴らしく、現在最も優れた使い手は一族の長子であるマツバである。

 剣の腕は優れているが、性格的に難のある者ばかりが居る一族である。


 超ド田舎で、古き良き日本的な生活を過ごしているために大陸の常識がだいぶ疎い。




 マツバ・サツキ



 サツキ家の長子である男性。25歳。外見はひょろっとした知的なルパンスタイル。

 性格は温厚と言うより、自分の興味を示すモノ以外は気を向けないタイプ。


 父親である村長とは、趣味嗜好の関係から犬猿の仲であり跡継ぎ候補から外された。(父親→ロリ巨乳。息子→ツルペタロリ)


 身体能力並びに剣の腕前は物凄く優れているが、性格というか……好みの女性に難がある為色々とアウト。ぶっちゃけ外見が〇リに見えれば年齢など関係無い。小さくて薄ければ最高であり至高。

 結果ミシュと言う理想の人物と出会い現在発情中。


 術式や祝福などのドーピングが無い状況では、人類の中で5指に入る猛者です。

 ですが気分が乗らないと実力を発揮しない為、魔王が現れ明日人類が滅ぼうとしても適当に趣味を謳歌するタイプです。それで死ぬことになっても『まっ仕方ない』と死を受け入れます。宝の持ち腐れです。


 しばらくユニバンス国内をミシュと共に彷徨ってから帰国する予定です。

 と言うかサツキ家が住まう村とユニバンスとの連絡係として往復生活を送ることになります。

 ちょいちょい湧き出す変態です。




 カエデ・サツキ



 サツキ家の長女である女性。21歳。外見はスレンダー系のキリッとした感じ。

 兄であるマツバが跡継ぎ候補より外された為に、サツキ家の世継ぎが確定している。


 剣の腕前はマツバに次ぐ物があり、兄が居なければ歴代最強の称号を手にしていたはず……だから隙を見つけては兄を亡き者にしようとしている。ただ身体能力に圧倒的な差がある為に全て失敗しています。


 妹のモミジを溺愛しているが……実は百合そっちな趣味の人であり男性は嫌い。

 ただ一族の将来を考えているので、妹には良い人を見つけ子供を作って欲しいと思っている。で、実はアルグスタに白羽の矢が立っているらしい。




 モミジ・サツキ



 サツキ家三兄妹の末娘。次女である女性。14歳。カエデを一回り小さくして胸を大きくした感じ。

 父親に溺愛され、兄に嫌われていることを悩んでいますが……理由はマツバの項目を見れば分かるはず。


 兄と姉が幼い頃に実施した武者修行の成果を上回る為に、父親の許可を得て故郷を出て、ゲート付近で商人たちから話を聞いて東に向かった。決断力のある方向音痴の為にユニバンス王国に辿り着く前に、何故か帝国領に踏み込み騒動(このフラグは後のネタ)を起こす。

 ノイエとの勝負に敗れ囚われの身となるが、マツバとカエデのお陰で大騒ぎ(政治的な意味で)にならずに済んだ。


 アルグスタが先祖と同じ場所の出身と知り、カエデの指示でユニバンスに残留することに。

 姉からは『ドラゴンを用いた産業の知識とアルグスタなる人物の子種を得て来ること。あとケーキの知識は大急ぎで!』の3つの指示を受けている。


 実は『鉄壁』の祝福を生まれた時から所持しており、その特殊な生活環境から所属する国に伝わっていなかったため発見が遅れた。

 ただ鍛練などで使うと攻撃などが当たらずつまらないと言う姉の一存で、普段から使用を制限されて来た。ユニバンス滞在中は『好きなだけ使っても良し』と言われているのでバシバシ使います。


 姉とは親密(性的な意味で)な関係で同性とのあっち技術は経験豊富。ただ彼女としてはそれが"仲の良い姉妹の普通"と思っているので……今後現実を知ったらどうなるのかは本文をお待ちください。



 アーネス



 ユニバンス王国にある魔法学院に通うフレアの許嫁。見た目からして少年に間違われますが18歳。


 本文にあった通りフレアとの出会いで実質一目惚れ。それから幸運が続き、仲良くなれたのを機に頑張って告白。相手から承諾を得て晴れて恋人に……で、『今日両親が来てるから会って見る?』と軽く言われ、挨拶した際にとんとん拍子に話が進んで婚約状態になってしまいました。


 学院内の評価はとても高く、学生扱いではあるが講師の替わりに教壇に立つこともあります。

 対ドラゴン用に術式の矢を考えて作り出した中心人物でもある。ただ器用貧乏な所があり、全体的に何でも出来るので雑務や事務仕事を押し付けられやすい。


 本文にもありましたが、フレアとの性行為は……手前までで終わっています。搾られていますが。

 一応フレアからは結婚してからと言われていますが、詳しい理由はいずれ本文にて。


 当初はアルグスタの魔法関係の相談相手になるはずでしたが、『あっ先生が居たわ』と作者が気づいて出番が延び延びに……ようやく出れました。

 今後はたまに出て来るはずです。たぶん。




(c) 甲斐八雲

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