第269話 けなげだなあ。
ちょっとしたことなのだけれど、夜疲れた時にふと、気づくことがある。
寝る前にスコちゃんを私のベッドに鎮座させて、部屋を出て歯磨きなどして戻ると、そのまま! ちょこーんとお座りしてベッドの上でこちらを見ている。
そして、二階に用があったわーと、行って戻ってくると、部屋のドアの前にお座りしてこちらを見上げて待っている。
そしてね、何となく眠れないから書庫に行ってPCを打っていると、すぐ隣に来てまあるくなって、いつもの骨盤シートに収まっている。
スコちゃん、どこまで私が好きなの? うれしいけれども、あなたの猫生を左右するみたいで、ちょっと申し訳ないわ。
やっぱり、もう一匹お友達をつくってあげないと、ちょっとばかり不憫だ。
今日母に、単刀直入に(いや、話は聞くけど疲れてるって言うから)白猫を飼いたい、と言ったら、お隣の猫でしょう? だめ! と強く言われた。
だって、飼っているなら、あんな炎天下でお外に放りっぱなしってないと思う。
いわゆる外猫扱いなんじゃないかと思うし、以前聞いたら「うちの子じゃない」って言っていたもの。
何とか粘って、受け入れ態勢を整えたい。
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