第95話 2020/01/06/月 ふぁふぁ? ほぁほぁ?
なんだか、スコちゃんの毛並みがほぁっとというか、ふぁっとしてきました。
毛艶はそこそこ、ツヤピカしてるんですが、ブラッシングしすぎたのか、そう、ふぁさぁっとしてきた!
たぶん、これが正解。
うむうむ。
すると、これがうわさに聞く「冬毛」というものなのね!
ふむふむ。
別段、匂いはしない。
あ、あごのあたりから、スコちゃんの香りがします。
なでるとよろこぶところ。
うん、確認しようとしたら、唇をなめられましたね。
「だめなの?」
『ダメ―』
ということらしいです。
描写はあきらめました。
最近は、糞のにおいまで、コーヒーの香りに感じてしまう飼い主です。
食べ物でにおいは変わるよう。
フェリックスのサーモンインジェリーを与えた時は、消化できなかったんでしょうね、ほかほかのサーモンインジェリーの香りがしましたもん。
やっぱり、まだ赤ちゃんなんだなって。
今、リビングでは双子のパンダを育てた母パンダの話を放送中。
ちょっぴり興味はあるけれども、私には! 私にはスコちゃんのかわいさをお伝えするという責務が! 義務じゃないけれど、崇高な使命が!
というわけで、ねむねむのお姫様を実況しちゃうぞ!
まず、ここだけの話、写真を上手く撮る、というのは描写力を削るんです。
どうしてかというと、そのものを見て、感じて、なにがしか考えたこと、それをパシャっと一枚(複数枚でもいいけれど)に凝縮することで、忘れてしまうというんですね。
それだから、私は古カメラを入手するチャンスもありつつ、古カメラ倶楽部という専門学校の先生のクラブにも入らなかったんです。
ま、私がスコちゃんを見て、感じることと、考えることといったら、
「いやん、うんもー! かんわいい~~」
しかないんで、最近はそのかわいさをとどめるために何百枚と写メってます。
ツイッターにあげているのはほんの一部なんです。
スコちゃんもじっとしているわけではないから、そこはそれ、ぶれちゃったりもするんだけれど、それすら生きている証拠みたいで愛おしい。
あ、今ベッド際の壁を見たら、一面、スコちゃんの写真だらけです。
もっと増やしたいな。
二人の愛のしるしを……(はにゃっ?)
ヘソ天して四肢をぐーんと伸ばしてる姿が、あられもなくて。
しかも、カメラに気づくと、
「なあに?」
「え? なんなのー?」
って顔をするから、なおさらおかしくて。
かわいい~~。
急所であるお腹をさすさすしても、気持ちよさそうにしているから、連続して写メったら、なんだかなまめかしいのだわ……すこちゃん、エロイ……。
すみません、詳しくはツイッターで。
だめかな?
写真には、そのとき、その瞬間にしかとらえられない姿というものがあり、それは決して否定できるものではないのだけれども、撮り手の主観が客観に変わる瞬間でもあり……つまり、撮り手の作為じみた印象操作が入ってしまう。
これを、文章でするのが作家であろう、と思う私には、ちょっぴり複雑なのです。
まあ、夢中になっていられる間は、楽しみますが。
さて、今日のスコちゃんは、縦に寝ています。
ケージの中で寝る時は丸まっているのですけれど、ベッドの毛布の上に横たわると、体を伸ばしています。
人間みたい……っていうか、これは、私のマネなのかな?
おもしろいです。
あまり近くで見ていると、息がかかるのか、両前脚で顔をきゅっと覆って隠してしまいます。
いたずらをしたときは逆に、カメラ目線できゃるーんとしてるんですけれどね。
ばれてるぞー?
昨日も猫草をひっくり返して、トンネルボックスの上に寝そべってこちらを見てました。
それも、あごをこちらにさらして、すっとぼけた目線で……鼻血!
こないだ、モンキーハンド(という船の道具)を模したドアストッパーを買ってきて、祖母たちに「これでスコちゃんのキッチンへの侵入を防いで」と言ったのですが。
スコちゃん、ふんふんにおいを嗅いで、それっきりなんですよね。
ちゃんと重しの役目を果たしてくれるのかな、モンキーハンド。
ん、スコちゃんがかわいいかおをして眠っているから、私も一休みします。
そうそう、クリスマスのあたりから、ブラッシングを喜んでくれるようになって、うれしい!
猫は毛玉を吐くから、人の手で手入れをしてあげないと、ストレスになります。
そろそろ、私も眠くなってきました。
失礼いたします!
お仕事の方々は、どうかご無理をなさいませんよう。
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