SIDE-B:naho kitayama

naho

 あたしは、ずっと会いたかった。うっすらとしか顔を覚えてない人に。ずっと話してみたかった。少ししか口を聞いていなかった人に。そしてずっと聞いてみたかった。手紙でしかみた事のないステキな人の事を。それなのに、あの人は小さな箱を愛する人と言い張りながら帰ってきた。再び彼女と、離ればなれになった彼に、あたしは言う。もう現実と向き合って、と−


(続く)

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