拝啓、今も尊敬するケイコ先生

 ケイコ先生という豪快でジャージが似合う女性ひと

 小学1年生の時の担任で、私が大好きだった先生でした。

 遠のいてしまった日々。

 覚えていることは少ないけれど、ケイコ先生を慕っていた想いはよく覚えています。

 アルバムをめくると、教室や校庭で写した写真の中、ケイコ先生のそばで笑う私がいる。


 私がカップラーメンを美味しいと思うのはケイコ先生のおかげです。

 みんなでお弁当を食べたお昼休み。

 ケイコ先生は時々、カップラーメンを持ってきてみんなにわけてくれた。

 お弁当箱の蓋に乗せられたひとくちだけの麺。

 それでもすごく美味しくて、今も私の中で一番美味しかったカップラーメンです。


 絵を描くことを好きになったのもケイコ先生のおかげです。

 コンテストに出品された私の絵。何かの賞を取って、盾と外国製のボールペンがもらえた。あの時ケイコ先生が言ってくれたことは思いだせない。だけど盾とボールペンを渡してくれた、嬉しそうなケイコ先生を見て絵を描くことをがんばろうって思った私がいた。



 思いだす幸せなひと時の影に、思いだせないいっぱいのこと。思いだせなくても幸せなことだったとわかります。



 ケイコ先生。

 お元気ですか。



 ケイコ先生の豪快さに憧れながら、豪快にはなれなかった私だけれど、弱いなりにもがんばっていますよ。


 ケイコ先生。

 どうかいつまでも






 元気でいてくださいね。

















 【次回の更新は11月18日を予定しています。よろしければまたよろしくお願いします🍀】

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