いつかあなたに刃を向ける時

作者 泥んことかげ

234

87人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

他の方も仰っている通り、作者様のネーミングセンスが抜群です。
植魔虫(しょくまちゅう)、花輪刀(かりんとう)……さらにルビでも魅せてくれます。
語りたいのですが、これは実際に読んで頂きたいと思います。

さらにそこに組み込まれる手に汗握る戦闘シーン!
息を飲んで読み耽ってしまうこと間違いなし。



といいますか……『母の形見を手に、少女は旅立つ』
この展開に惹かれないファンタジー好きはいますか? いやいない!

★★★ Excellent!!!

食物連鎖の頂点には人間並びに、〝植魔虫(しょくまちゅう)〟と言う、生物がこの世界には存在する。それを断ち切れるのは花輪刀(かりんとう)を持つ者のみ。

人里離れた場所で暮らす桜花は、祖父と穏やかに暮らしていた。だが、夜は動きが緩慢になるはずの植魔虫が襲いかかってきて…!?

★★★ Excellent!!!

もっとダークファンタジー感マシマシでいっそのこと残酷描写と暴力描写がほしい。

難しいと思うが、何とも言えない(救われない思いを引きずるような)読後感に浸れるように仕上げてほしい。

個人的には蟲をテーマにしたアニメで有名なものがあるのでそれを参考にしてみてはいかがだろうか。

もっと複雑な心情になる読後感がほしい。
それ以外は本当に満点。

★★★ Excellent!!!

植魔虫という怪異的な化け物が人間に寄生するという世界観で物語が動き始めます。

唯一の武器であり、この物語の魅力でもある刀である業物〝花輪刀〟を所持する者のみが対抗できる手段なのですが、めちゃくちゃ戦闘シーンがかっこいいのです!!

刀の種類の名前やルビの振り方、作者様の好きがとても伝わる熱意ある作品です!

携帯越しに「かっけー!!」と言葉にするほどに、とても好きな作品なので是非ご覧下さい!!

いつか「白雪刀」なんて名前の刀が出てきて欲しいなんて思ったり、思ってなかったり(//∇//)笑

冗談はさておき、一緒に植魔虫を倒す旅に出ませんか?