八話

死体の散らばる砦の少し手前で…


俺達は老山龍の強さを身に染み込ませる。


みんなも思った通りの攻撃を出来ないでいたよ。







おい!


お前ら結婚したら何処に家立てんだ!







筋肉バカが俺達を落ち着かせてな。


いつもの事だったが…


そんときはよ、妙に嬉しかった。




三日三晩…


戦い続けた頃には俺達もボロボロだったが…



龍もまともに歩いてなかったよ。




それを見て油断したんだ。


馬鹿だろう?




けどよ。


追い込まれたら…

人間そうなってしまうんだ。



それは後でよ…

後悔してもしきれないような事に…


なってしまうんだぜ?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る