第109話 南極大陸探索

また全員同行しようとする。


「茨城達に鬼属、背の目達!集落の修復出来て居らんじゃろう!!

優先する事を間違えるな!!

探索して来るだけじゃ!確り作業して居れ!!」


「マンバ様!0番隊が行くなら、ホシとキヨ中隊もお供させて!!」

「プルッ僕の高速飛行、特技を使わない探索ってはかどらないよ」


「スラッピか、そうじゃな、同行を許す!

一寸達は、ホシと側近イヨとサヨ!

キヨ中隊、70名は多過ぎじゃ、キヨと隊員は9人同行じゃな」


「プップルッぃやったぁ!!!」

キヨ中隊の70人はもめておる、わしが指名せんと修まらんか。

「小隊長!」

「「「「「「「はっ!!」」」」」」」

「7名後は···」


わしは屈んで、整列して居る一寸達を眺めた。

「おぅ!お前とお前!わしに同行して雪女の救出したのう!!二人に決定!!」

「「マンバ様!光栄です、チリとトセです!!」」


うわぁ!残った隊員が、すっごい目でチリとトセを睨んで居る、ちっこくても女じゃ、嫉妬の目じゃな。




結局大勢になってしもうた、わしとヒミコ、奈緒と盂羅、盂羅は鬼属5人連れて居る(まっ、良いか)哲と0番隊、スラッピにホシとイヨ、サヨ。

キヨ中隊から小隊長7人、チリとトセ、結構大人数じゃが、目立つのは盂羅と鬼属の6人だけじゃな。


「スラッピ!!ジェット飛行で町か集落を探してこい!!」

「よっしゃぁ出番だ!!マンバ様!行ってきまぁっす!!!」

あっと言う間にスラッピは見えんようになった。

後には一本の飛行機雲しか残って居らん。


相変わらずスラッピの飛行はどうやっとるか、さっぱり分からん。





「おかしいのぅ?スラッピの速度なら、神の大陸まで行っておる位じゃろう」






「皆!スラッピが変じゃ!!探しに行くぞ!!」

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