7.灰の痛み


 通路を走り抜けていたときと同じように、遠くで轟音がした。オーガたちと騎士団の人たちが繰り広げる戦いの音に違いない。あちらの戦況はどうなってるのか、と気になったとき、不意に一本の矢が飛んでくる。


『――小賢シイ』


 ギリーさんが、戦闘の合間を縫って助太刀のつもりで放った矢のようだが、それはいとも容易く折られてしまう。そこで生じた一瞬の隙を狙うも、腕が四本もあっては、その全てを掻い潜って攻撃を当てることは出来なかった。

 

『――大牙閃撃』


 テオルはここでスキルを発動させた。危ない、と咄嗟に防御姿勢に入るが、振り抜かれた剣が生んだ二対の斬撃は、僕らの周囲をぐるりと囲うように地面と天井を抉っていき、その後には瓦礫と隆起した床が残った。

 即席のリングが出来上がったのだ。

 自らの勝負に邪魔が入るのは、余程嫌なことらしい。僕たち三人と、集中して戦いたいということだ。

 隙間は空いているものの、外から何かをしてくることはほぼ不可能だろう。同様に、ここから外側へ何かをすることも出来そうにない。

 逃げ道が無くなったとも言えるわけだ。

 決して逃げたりはしないけれど。


「あの四本の腕が厄介だ。少しずつでも、あれを封じていければ」

「ですね。……いくら四本あるといっても、敵は一人。三人で攻撃していけば、対応しきれなくなるはず」

「徹底的に腕を狙えば、そのうち何とかなるってことね」


 大雑把な作戦ではあるが、『腕を封じる』とシンプルにしておいた方が動きに制限がなくて済む。むしろ予想のつかない攻撃をした方が、それが通る確率も上がるだろう。

 僕たちはまた散り散りになる。囲いができたといっても、フィールドはかなり広い。素早く動き回ることで、かなり翻弄できるはずだ。


「――交破斬!」


 レオさんが、内周に沿うように走りながら、連続で交破斬を放っていく。テオルは首を動かすことなく、その衝撃派を一つ一つ砕いていった。さっきもそうだったが、死角からの攻撃もきっちり腕が動いている。まるで腕そのものが意思を持っているかのようだ。


「――サンライズ!」


 セリアが光魔法を使う。眩い光がテオルの巨体を貫かんばかりに照らした。奴は腕二本で顔をガードし、残る二本で僕たちが近寄れないようけん制してくる。視界が封じられても、チャンスが生まれない。


「……?」


 サンライズの光で、一瞬だけテオルの剣が色を変えたような気がした。黒が薄まったような感じだ。見間違いだろうか。


「――剛牙穿!」


 テオルの横手に回ったレオさんが繰り出した刺突も、やはり難なく剣で受け止められる。そのときにはもう、剣の色は吸い込まれそうなほどの黒に戻っていた。

 爆風や光などで視界を奪うこと自体は、無意味なことではないだろう。ただ、それだけでは足りないのだ。腕を幾らか機能不全にした上での目眩ましならば、効果的なはず。


「――マインショット!」


 武器を切り替え、弓術士のスキルを放つ。初めて使うものだったが、頭の中にイメージは確立されているので問題ない。矢は魔力によって拡散し、テオルの周囲の地面に着弾する。僕はパチンと指を鳴らすと、その地雷は一斉に爆発した。


『ヌ……』


 元は敵が近づいた瞬間に爆発させるものだろうが、こういう使い方も可能だ。爆発により砂埃が巻き上げられ、またテオルの視界を僅かな間奪う。

 そこへ僕は突撃した。


「――砕!」


 武術士のスキルを発動させて、力任せに打ち込む。鋭い鉤爪が抉り込むようにテオルの剣へ突き刺さり、そして――その一本をへし折った。

 バキン、と凄まじい音を立て、黒き剣は殆ど根元から折れていた。


「よっしゃ!」


 剣が破壊されたことに、レオさんはガッツポーズをとった。まだ四分の一なわけだが、それでも武器を使えなくすることは非常に大きなアドバンテージだ。僕もレオさんのように、拳を突き上げたくなった。

 ……しかし。


『……フン』


 テオルは下らない、とでも言うように鼻を鳴らすと、剣を失った手に魔力を込め始めた。……すると、その手に黒いオーラが収束し始め、やがてオーラは剣の形へと変化していった。


「そ、そんな……」


 あの黒き剣は、単なる物質としての剣ではなく。

 テオルが自身の魔力で作り上げたものだったのだ。


「ちょ、ちょっと! それっていくら壊してもキリないってことじゃない!」

「……そうみたいだね!」


 まさか、あんなにも簡単に剣が復元されるとは予想外だった。

 さっき、サンライズの光で剣が変色したとき、魔力によってできている可能性は考えていたが、それにしても低コストすぎる。セリアの言う通り、これではいくら壊してもキリがない。

 やはり、破壊するなら腕そのものでなければ、ということか。


「セリア!」


 僕はテオルの反撃を躱しつつ、中空へ跳ね上がる。そして武器を杖に切り替えて、セリアに指を一本立てて見せた。彼女もそれだけで理解してくれたようで、ぎゅっと杖を構える。


「――サンライズ!」


 僕とセリアの二重魔法が、些かのズレもなく決まる。先ほどよりも強烈な光線が広場全体を包み、まるで世界が真っ白に染まってしまったかのようでもあった。

 光は、テオルが持つ剣を、まるで漂白するように白く変えていき、四本の剣全てが白く染まった後、その刃はボロボロと崩れ去った。

 闇の魔力でできあがった剣ならば、光魔法で浄化できるということだ。一瞬だけではあれ、テオルは武器を失うことになった。


「レオさん!」

「うおおおおッ!」


 徒手空拳のテオルに、レオさんが全速力で向かっていく。そして剣を振りかぶり、


「――大牙閃撃!」


 大技を炸裂させた。

 巨大な二つの牙が、テオルに襲い掛かる。剣の復元が追い付かず、視界を奪われ避けることもできないテオルは、それを腕でまともに受けるしかなかった。金属同士が衝突するような激しい音が響き、大地が震動する。黒い体毛と紅い鮮血が飛び散る中で、テオルの吠え猛る声がこだました。


『ヌウウウウッ!』


 二本の腕を斬り裂かんとする斬撃。しかし、残る二本の腕には早くも剣が復元されていき、テオルはその剣を振り上げて牙を打ち砕いた。ガラスが割れるような甲高い音とともに、強く風が吹き抜けていく。

 傷は負わせられたが、腕を切断するまではいかなかったようだ。内側の腕からボトボトと血が流れ続けている。それでもテオルは、剣を再出現させて構え直した。

 どうやら、骨にも達していないか――。


「くそっ……あの体も頑丈過ぎる……!」


 僕の近くまで来たレオさんが、息を切らせながら言う。彼の上級スキルでもあの程度の傷だ。どれだけ硬い皮膚なのかは良く分かる。


『小童ドモメガ……!』


 腕に傷を負わされ、テオルは痛みと怒りに顔を歪ませる。元々悪魔そのものといった顔が、さらに凶悪さを増していた。鋭い目に睨まれると、まるでそこに縫い付けられたように動けなくなるようだった。


『――交破斬』


 テオルが使ったのは、ただの初級スキル。しかし、その数が常識外れだった。四本の腕がそれぞれに交破斬を発動させ、しかも連続で放ち続けるために、数十発もの斬撃が僕たち三人に襲いかかってくる。


「――ステップブレス!」


 念のため、補助魔法をかけ直して逃げ回る。レオさんとセリアも、スピードが上がっているので何とか避けられている状態だ。とても反撃を狙えるようなチャンスはない。

 僅かに攻撃の波が弱まったような気がしたのだが、テオルの方を見やると、奴は交破斬ではなく、別の動作に移っていた。あれだけ高密度な交破斬を単なる足止めにして、大技を邪魔されないようにしていたというのか――。


『――崩魔尽』


 四つの剣が、目の前にある全ての物を刈り取るかの如く振るわれる。幾重にも重なる斬撃が僕たちを呑み込むように襲い、後退しつつ剣で捌こうとするも、その圧倒的な力と数に敵うはずもなく、無情なる刃の餌食となってしまう。


「っぐあ……!」

「ああっ!」


 僕もセリアも、レオさんも。全身に斬撃を受けて吹き飛ばされ、隆起した地面に激突する。激しい痛みに息が止まり、視界が白と黒とに明滅した。

 血が、体中から流れている。防御態勢をとったおかげで、致命的な傷ではなかったものの、熱さを伴う痛みで泣きそうになる。


「……ぐうッ……」


 それでもなんとか体を起こし。立ち上がることのできないセリアとレオさんを助けるためにも、武器を杖に切り替え、回復魔法を発動させる。


「――ヒーリングブレス」


 範囲指定の回復魔法を使ったのは初めてだ。効果が心配だったが、目に見えて傷が癒えていく。魔法系のステータスがまだそれほど高くない僕に、完全治癒は無理な話だが、なんとか立ち上がれるまでには回復することができたらしい。


「すまない、トウマ」

「あ、ありがと……」


 感謝の言葉をかけられたが、それを返す暇もなかった。テオルは大技の後、すぐさま交破斬に切り替えて攻撃を再開してきたのだ。僕たちはまた散り散りになり、回避に専念しなくてはならなくなる。


「どうしたら……!」


 あれこれ思案してみても、テオルを出し抜けそうな戦法が浮かばない。下手に考えるよりは、実際に試す方がいいのだろうが。

 技を繰り出す隙さえあれば。

 そのとき、攻撃が一瞬止まる。また、交破斬から別の大技へ繋げるつもりのようだ。この僅かな間隙を縫って、奴の動きを封じることができれば――。


「――無型・陽炎」


 僕は、魔皇アギールから『コレクト』した武術士の十一番目のスキルを発動させた。多大な魔力を消費し、分身を発現させる上級スキル。僕は隣に現れたその分身とともに、テオルへと突っ込んでいく。

 更に、七の型・影により身体能力を向上させ、スピードを飛躍的に上げる。そしてテオルの眼前、奴がまさに大技を繰り出すというときに、僕と分身はそれぞれ左右に飛んだ。


「――サンライズ!」


 離れ業というか、とんでもなく無謀な賭けだった。僕は分身とともに二重で光魔法を放ったのだ。実質単独での魔法発動なので、威力がどうなるかは全く未知数だったのだが、期待以上の結果になったようだ。セリアと合体させたときと同じとまではいかないものの、サンライズの威力は、五割増しくらいにはなっているようだった。


『グオッ……!』


 テオルの持つ剣が、再び色を失い、ポキリと折れる。すぐにまた復元されてしまうのだろうが、それまでに可能な限り、叩く。


「トウマ!」

「はい!」


 魔力の消耗が激し過ぎるので、分身は消しておいた。代わりにレオさんが僕の反対側に走っていく。僕たちはタイミングを合わせ、二人同時に剣戟を振るう。


「――大牙閃撃!」


 猛り狂う二対の斬撃。それが、僕とレオさん、二つの剣から放たれる。左右から襲い来る計四つの斬撃は、無防備なテオルの腕へ噛み付くようにぶつかっていった。

 剣の復元は間に合わず、攻撃はまともにテオルの腕にヒットする。さっき傷を負わせた腕は、二度目の斬撃にとうとう耐え切れず、ブツンという痛ましい音を響かせて切断された。更にもう一本、別の腕にも牙は襲い、かなり深い傷を与えられた。


『グアアアッ』


 テオルが痛みに叫ぶ。腕の切断面からは激しく血が噴き出している。無傷の腕でその切断面を押さえると、奴はそこに魔力を込めて、剣と同じ要領で黒い膜のようなものを作り出した。


『……ヌウ……』


 流石に腕は再生できないのだろう、テオルは膜によって止血を行なっただけだった。相当なダメージと引き換えに、ようやく腕を一本奪い去ることがっできたわけだ。少しは戦いを有利に持っていけるだろうか。


「大丈夫、ですか?」

「何とか。……腕一本がテオルをどれだけ弱体化させられたかが問題だが」


 レオさんは、右腕が痛むのかそっと左手を当てながら顔をしかめる。僕は彼の言葉を受け、テオルの方へと目を向けた。

 奴は荒い息遣いで、こちらを睨みつけている。ただ、その目は怒りで我を忘れた、というものではなく、コントロールされた怒りのように思えた。怒りに動きが鈍るのではなく、怒りを力に変える。さっきもそうだったし、テオルは恐らくそういうタイプなのだ。

 ……来る。体が本能的に危険を感じ取るように。僕はテオルが全力をぶつけてくると直感した。


『――コレデ終ワリニシヨウ』


 凄まじい魔力が、テオルの体から発せられるのが分かる。近づけば命はない、そう感じた僕は武器を弓に切り替えて魔力を込めた矢を射ったのだが、矢はテオルの体の少し前で、まるで虚空に吸い込まれたかのように消滅した。

 一体、何が? そう思ったのも束の間、テオルの周囲に暗黒の空間が拡がっていくのがハッキリと見て取れた。

 闇属性の魔法のような、黒々としたもの。それが明確な形を得たとき、テオルが腕に持つのと同じ黒き剣であることがようやく分かった。

 宙を漂う、数多の剣。間違いない、これは――。


『――無頼剣』


 剣術士、十一番目のスキル。

 無数の剣を自身の周囲に出現させ、同時攻撃を行える上級スキルだった。

 アギールもそうだったが、魔皇はこのランクのスキルを奥義として習得していると、そういうことなのか。

 僕はコレクトによって無頼剣を習得しているため、スキルの詳細は理解している。現れる剣の数は使用者の能力依存なわけだが、ざっと十本以上の黒き剣がこちらに切っ先を向けていた。この数は、相当のものだ。


『食ラウガイイ』


 浮遊する剣とともに、テオルが距離を縮めてくる。僕とレオさんが近い場所にいたことが理由だろう、テオルは僕たちを標的としていた。

 ただ、剣の数は非常に多く、幾つかの剣は明らかに僕たちの先、セリアの方にも狙いを定めているのが分かった。

 受け損じればその時点で――死、あるのみだ。


「セリア、お願い!」

「あ――うん!」


 時間にして三秒もなかった。集中もあまりできないままに、彼女は僕に対して絶対封印を施してくれた。耐え切れなかったときの保険だが、その保険も一度しか効かない。

 レイズステップと七の型・影を重ね掛け、黒き剣全てを撃墜すべく、僕はテオルを迎え撃った。手数を稼がねばならないので、武器は手甲に変化させる。

 セリアが一番後ろまで下がり、レオさんは僕のすぐ後方で剣を構えてくれている。僕が駄目でも、レオさんのところで何とか受け止め切れれば、最悪ではないはずだ。可能な限り、捌き切ってみせる。


「はあッ!」

『死ネ――』


 禍々しい剣たちが僕に襲い掛かる。最早連続ではない、同時攻撃。極限まで高めた身体能力で、綱渡りのような攻防をひたすら繰り返す。

 二本を打ち、一本を躱し、また二本を打ち――至る所の皮膚が斬られる痛みを感じながらも、ギリギリのところで致命傷は避ける。後方から、セリアの魔法による援護もあった。


「――サンライズ!」


 一人分の魔法では、黒き剣は砕けるところまではいかなかった。だが、それでも十分だ。色の変わった剣を探し出し、手甲で打ち抜けばそれは粉々に砕け散る。一本ずつ、慎重かつ迅速に。僕は無頼剣を終わらせるため、舞うように動き続けた。


「――閃撃!」


 レオさんも、僕が間に合わないところにサポートをくれる。このままいけば、何とかなりそうだ。無頼剣をしのぎ切ったら、その直後に反撃を――。

 そのとき、気付く。

 テオルの動いている腕が、二つだけであることに。

 残る一つは、最初からずっと腰の部分で、魔力を溜めるように構えられていて。

 光が迸った。


『――大牙閃撃!』


 巨大な、二対の斬撃。その一度目は、絶対封印によって無効化された。しかし、その直後に来た二度目の斬撃が、僕の体を抉った。


「がああああッ!!」


 咄嗟に手甲でガードしようと試みたが、衝撃の強さに弾かれ、胸から腹にかけてまともにくらってしまった。あまりの熱さと痛みとに絶叫したが、すぐに声が詰まる。

 口から血が噴き出た。


「うわあッ!」

「いやあ!」


 斬撃そのものは僕が全て受けたが、後ろにいたレオさんとセリアも強い衝撃によって吹き飛ばされ、壁に激突する。僕はそれを霞んだ視界の隅に捉えながら、スローモーションのように地面へ墜落した。

 ドサリ。……血の味が、口いっぱいに広がっていく。


「と、トウマ!」


 セリアに大きな怪我はないようだ。それだけは、幸いだった。彼女は僕の元へ駆け寄って来て、すぐさま回復魔法を唱えてくれる。その間に、レオさんもふらふらと身を起こした。


「しっかりして、トウマ!」

「……ん。大丈夫だよ、セリア」


 攻撃を食らったところには激痛が走っている。しかし、技の威力に反して傷はそれほど深くはなかった。初級の回復魔法だけで、血はすっかり止まったようだ。

 これも、ヘイスティさんのおかげだ。

 服に縫い付けられた鎖かたびらが、斬撃の威力を軽減してくれていた。


「あれだけの攻撃が、軽傷になっちゃうんだから……流石ヘイスティさんだ」

「もう! 心配したわよ、ホント……」


 セリアは目に涙を浮かべ、僕の肩を揺する。……嬉しいけど、揺すられると傷がズキズキ痛んだ。


「こんなに沢山、血も出てるし……」

「衝撃のせい、だろうけど……多分、体の中も回復魔法である程度治ってるよ」

「無茶ばっかりして、トウマは」

「はは……ごめん」


 でも、僕にできる最善だったはずだ。二人を守れて良かったと思えている。

 奴の大技を、何とか凌ぎ切ってみせた。上出来だ。


「絶対封印も、僕を守ってくれた。ありがとうね」

「トウマが私たちを守ってくれたんだもの。そんなの、お互いさまよ」


 護り護られ。それは、アギールのときも同じだった。

 困難は、分割して乗り越えていけるのだ。

 セリアに支えられ、ゆっくりと体を起こす。すると、こちらへ向かってくるテオルと目が合った。幾らか怒りが冷めた様子のテオルは、その両眼を細く開いて僕たちを見下ろしている。


『……マダ息ガアルカ』

「……もちろん」


 僕はニヤリと笑ってみせた。ここで勇者がやられるなんて、有り得ない。

 ここから一気に、逆転勝利を決めてやる。

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