幼女と少女でやらかす世界征服のすゝめ！？

作者 竹林四季

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掲げるは魔界全土の制圧、そして人類の駆逐 竹林四季

「魔界全土を全て制圧する。もちろん協力してくれるだろう、ミコト？」

巨大な楕円形の大陸、その左側の魔界に住む少女ミコトは、
ある日突然、獣人族の幼女ノノにそんな物騒な頼みごとをされる。
頭も良くなければ力も強くない。
魔族ならば大なり小なり使える魔術も使えない。
所謂落ちこぼれの自分に何ができるというのだろうか。

「できるさ。そのための道具は用意した。
　ワシと貴様の二人で世界の左側を全て制圧する」

そして、いずれは右側の人間領も――。

弱虫、泣き虫、意気地なしの三つ揃ったヘタれの少女ミコト、
傲岸不遜、我儘放題、好き放題で老人のような言葉遣いの幼女ノノ。

これは、良くも悪くも二人が魔界の国々で"やらかしていく"物語。