怪獣少女 甲斐路優

作品タイトル

 怪獣少女 甲斐路優

キャッチ

 松戸の女子高生が宇都宮に出向いて自衛隊も手を焼く大怪獣と対決する話👊❗

作者

 森緒 源 様

ジャンル

 SF

セルフレイティング

 なし

紹介文

 松戸在住女子高生は宇都宮に現れた護神獣と呼ばれる大怪獣と対峙する


 主人公は進級する春休みの直前、クラスメイトに告白する事を目論んでいました。

 そのクラスメイトは人付き合いも無く、授業が終わるとすぐに帰ってしまう、少し変わった雰囲気の少女でした。意を決して告白すると条件付きでとなり、無事に付き合える事になったのですが。

 初デートはバイクでサキタマ古墳群まで。

 少女に翻弄されながらも付いて行く主人公でした。

 古墳でデートとなるのかと思いきや、実は彼女、古墳に関する調査をしていたのです。古墳は何か問われて教科書通りの返答をすると、少し違うと言われたのでした。

 帰宅途中の飲食店でテレビを見ていると、ニュースで古墳が燃えていたり、いたずらされていると報道されて、その直後強烈な地震が発生。

 そして、少女が言っていた護神獣なる存在が出現したのでした。


 登場人物の名前が昭和に良く見られた名付け方なので、どんな話かと少し興味を抱き読みました。

 少し含蓄を含んだ内容となっており、怪獣視点と人間視点での見え方の違いなど、上手に描いていると思います。

 よくある怪獣映画でただ怪獣が暴れる訳でもなく、正義の味方になる訳でもありません。登場人物も正義でも悪でもありません。それぞれの立場でものを見るだけなので。

 ひとつの視点だけでは語れないのが、この作品の魅力のひとつでしょう。


 よろしければ以下リンク先よりお試しくださいませ。


 ☆40/フォロワー17人

 文字数:52,932文字(完結済)

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054894843159


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