終末の週末—THE WEEKEND OF THE END―
作品タイトル
終末の週末—THE WEEKEND OF THE END―
キャッチ
週末怪獣、爆誕
作者
ヒラメキカガヤ 様
ジャンル
現代ファンタジー
セルフレイティング
なし
紹介文
スクールカースト最上位の少年は週末のみ怪獣になりヒーローと対峙する
神と名乗る男から与えられた力。それは週末の限られた時間だけ、怪獣となりヒーローと呼ばれる何者かと対峙するのでした。
当然ですが怪獣には特殊な力など無く、ヒーローにはお馴染みの必殺技があります。公衆の面前で無様に敗北し嘲笑を受け、その場から消え去るのみの日々。
毎週末になると怪獣ショーの如く、ヒーローと戦いそれ以外は、校内カーストトップの生徒会長として振舞っていました。
常に正体を隠し続けるのですが、バレれば一瞬で己の地位が崩壊することを懸念していたのです。
ある日、正体を知った一人の少年に無くし物を渡す代わりに、要求を飲めと言われたのでした。
ただのヒーロー対怪獣ものではありません。
そこにはしっかりと人間ドラマが描かれた、意外な程に人間臭い作品となっています。設定レベルでは面白くも無さそう、などと思ってしまうでしょう。しかし、読めば単なる正体バレを恐れる主人公などが描かれる訳でもなく、校内カーストトップのプライドと努力を怠らない少年像があります。
文章面は少々拙いですが内容はそれを凌駕し、読ませる作品になっていて、ご都合主義溢れるファンタジーとは一線を画しています。
苦労し悩み傷付き葛藤し、また友人関係やヒーローの正体など、読み進めると緩急つけながら紡がれる物語は、かなりの良作と言えると思います。
正直、読むまでは「つまらなさそう」といった印象でしたが、読んでその印象を覆されています。
タイトル、キャッチ、あらすじ、いずれも読者の興味を引き難いのが欠点でしょう。魅力を上手に伝えられていないので、とても勿体無い作品でしょう。
よろしければ以下リンク先よりお試しくださいませ。
★10/フォロワー7人
文字数:85,393文字(完結済)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892778593
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