作品タイトル

　閨怨（けいえん）の夢

キャッチ

　黄鳥、為に悲鳴す。哀しいかな、肺肝を傷ましむ

作者

　武州の念者　様

ジャンル

　歴史・時代・伝奇

セルフレイティング

　残酷描写あり/性描写あり

紹介文

　傾国の美女ならぬ美少年を唯一愛し失い、果ては永遠（とわ）の巡りに囚われる

　一人の見目麗しき少年を愛した豪商の魏恵国（ぎけいこく）。

　しかし、魏恵国が愛した少年は死してしまいます。

　そこへ仙女と自称する怪しげな女性が現れ、亡き少年に会わせてやると言いました。突如現れた存在を安易に信用するはずも無いのですが、目の前で不可思議な現象を見せられ、仙女の言葉を信じ託す事に。

　仙女は香を焚いて眠れば、魂が最も会いたいと願う者の下へ向かうと言います。

　物は試しと実行すると。

　有体に言ってしまえば唐代の中国、長安を舞台にしたＢＬ作品です。

　個人的にはＢＬは好みませんが、物語がしっかり構築されているので、特定の要素を抜きにしてじっくり読み込むと楽しめます。

　但し、ハッピーエンドでは無いので、辛く悲しい物語だと先に断っておきます。

　少々難解な文体と難読字が多いですが、文字数は少ないので、興味を抱いた際には読み切れると思われます。

　タイトルやキャッチコピーだけでは、内容が全く推測出来ず、あらすじを見て漸く理解が及ぶので、これでは読者の獲得は難しいとしか言えませんが。

　ＢＬ展開に抵抗のない方や興味を抱いた方は、一読してみるのも良いでしょう。

　よろしければ以下リンク先よりお試しくださいませ。

　★19/フォロワー6人

　文字数：15,415文字（完結済）

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