コラム ―― プロット・設定・あらすじ(紹介文)

 ('◇')ゞ

 こんにちは。こんばんわ。おはようございます。

 紹介者でございます。

 今回はプロットと設定とあらすじなどなどに関して。


 まずはプロットから。

 作者の中にはプロットなるものを綿密に作成し、それを基に小説を書く方も居るでしょう。

 綿密に作成すれば話に詰まる事も無く、きちんと筋の通った物語になるのは確かです。

 では、そのプロットなるものとは何ぞや、から。


 知ってる人は当然知っていて作っている事でしょう。

 ですが、言葉は知っていてもじゃあ、設定とプロットやあらすじは何が違うの? となる方も中には居るやもしれません。

 そこで簡単に説明。


 プロットとは小説を書く際、頭に思い描いた構想の言語化と考えられます。

 物語は通常起承転結(起承結でも)があり、それを時系列に沿って記述して行くのだろうと思われます。

 朝起きて身支度して朝飯食って仕事に行き昼めし食って休憩して仕事して退社して夕飯食って風呂入って寝る。

 単純に言えばそう言う事かと。


 意味分からん。


 で。


 序章から第一章第一話辺りをプロット化するとどうなるか、下に多少は分かり易く例示します。


 「序章」や「まえがき」――(無くても構いません。必要に応じて)→この中に登場人物紹介や世界観の説明、これから起こり得る事象等を記載。

 「第一章第一話」――(章立ては必須ではありません)→ここから本編になります。

 「第一話サブタイトル」→目的と取り得る行動など(物語に応じていろいろ)を記述。

 次いで内容を明確にしておきます。


例:「小説タイトル、第一話サブタイトル」

 目的等「クラスカースト最上位の女生徒との接触」

 内容「主人公の憧れる存在を遠目から見ている。取り巻きの所為で男子生徒は会話させて貰えない。女生徒は校内で女神様と呼ばれる。切っ掛けが生まれる。会話してみる。想定外の反応を見せる女神様。喜ぶ主人公」※ジャンルはラブコメですぅ。


 こんな感じで大まかに記載していきます。

 たぶん。

 人によって作り方は様々でしょうし、明確な形式がある訳でも無さそうです。

 自身がやり易い方法を取ればよい訳で、何かを参考にしても良いですし、手探りで自分に合う方法を見付けるのも良いでしょう。


 因みに。

 プロット作成に力を入れ過ぎて小説を書く前に疲れてしまう、そんな事も無くは無いかと思われます。

 プロットはあれば小説を書く際に話に詰まり難い、と言うメリットはありますが、その為に余計な労力を割く事にもなるので、やってみて合わない人は無理に作る必要は無いです。

 私の場合は公開中の小説全てプロット無しです。

 面倒臭いし小説書いちゃった方が早いし、どれだけ綿密に組んでも話が二転三転するので、無意味になるからです。


 と言う事でプロットの説明はお仕舞。

 単純すぎて分からん、と言う方は調べてみてくださいませ。


 次は設定。


 一番は登場人物設定や世界観の設定かと思います。


 例にすると。


 主人公:名前、性別、年齢、職業、性格、趣味嗜好、場合によっては背格好などの外観の特徴などなど。

 ヒロインも主人公同様に詳細な設定。

 その他登場人物設定。

 例えば登場人物の相関関係。

 現実世界、異世界、過去、未来などなどの舞台設定。

 世界観は現実世界ならそのまま反映するか、ファンタジー要素を取り入れるか、異世界ならばどんな社会になっているか、年代は、政治体制は、魔法のあるなしなどなど。

 

 とまあ、こんな感じで設定を作成していきます。勿論形式は自由です。

 因みに、私は設定も作成しません。

 ひとつだけ過去作に設定を作った上で執筆したものがありますが。

 それまでと異なり数字も底辺ではありますが、それなりに取れて、奇しくも自身代表作の如き小説になってますから、設定はあった方が良いのかもしれません。

 一本筋が通ると言うメリットはありそうです。

 設定もプロットも無い小説全て軒並み数字が伸び無い事を鑑みれば。


 あらすじ。


 これはカクヨムでは「紹介文」として誰しも記載していると思います。

 今更説明の必要もないものですが。


 自主企画を立ち上げ作品を募集すると、割と多く目にするのが紹介文二~三行の小説です。

 紹介になっておらず、その手の作品は高い確率で作品タイトル、キャッチコピー共に意味不明なものが多いです。

 その状態で読んで貰おうと言うのですから、なかなか肝の据わった方なのかなと。

 少しでも自身の作品の良い所を伝える、そんな目的が紹介文にはあるはずです。

 そこを手抜きして数字が伸びない、そう嘆く方も多いのでは?


 なぜ伝える努力をしないのか、と常々考えてしまう紹介者です。

 タイトルが意味不明であればキャッチコピーで、それも意味不明ならばせめてあらすじや紹介文で、きっちりアピールする。

 すべき事をしない作者が多いのは、自身がそれを伝えるに必要な、作品の魅力を理解していないのでしょう。

 ここを読んで欲しい、ここに集約されている、こんなキャラが暴れます、など作中から上手に引っ張り出せば、魅力を伝えられるはずです。


 ここで作品を紹介する私も、書かれていない作品の紹介には手間取ります。

 あらすじは無く良さも伝えて無いのですから、拾い出して組み立てる必要があり、読み直しをする事数回に渡る事も。作者に代わって代弁する方の身にもなって、と言いたいです。

 それに、読者の判断に任せっきりでは、当然数字など伸びるはずも無いのですね。


 と言う事で、とても長くなりましたが、適当に書き殴ってみました。

 つまらない話でしたが、最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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