特殊傭兵たちの異世界召喚

@scared24

第0話 召喚は突然に

???? ?? ?? 

ある荒野の廃村にて


ボカァァン ボカァァン

「敵だ!12時方向の建物から撃っているぞ!」

バババン バババン ババハババン

「カバー!!」

ドドドドドドン ドドドドドドン

廃村になって無人になったこの場所で、銃を撃っている兵士たちと、

「ファイヤーボール!!」

「エアカッター!!」

魔法を撃っている兵士たちがお互いに戦っている。銃声や爆音などでうるさく鳴り響いて

変な音楽を奏でている。

俺はコンクリートで固めた塀から仲間と共に

アメリカ製のM4A1カービンを建物の上から魔法を撃っている宮廷魔術師に向けて発射した。

ダダダダダン ダダダダダン ダダダダン

全身の至る所を撃ち抜かれた魔術師たちは、倒れた。悲鳴を上げて。

ダダダダダンダダダダンダダダダダカチン

弾がなくなり、空マガジンを捨て、新しいマガジンに変えて、また撃った。

今度は建物に隠れている兵士や魔術師たちに向けて発射した。たが、これでは時間がかかる。

ならば、

「零!奥の建物に向けてグレネード!」

「了解!!」

零は撃っていた日本製の89式小銃の銃口に専用の榴弾を付けて、建物に向けて構えて発射した。

ポン     バアアアァァァン

榴弾が建物に命中し、建物が吹き飛んだ。

魔術師たちはびびって建物から出た。

「よし。エミリア!クラン!やれ!」

「了~解!!」

「了解!!」

エミリアは建物の上に登って、バレット社製のM107A1対物ライフルを伏せ撃ちで構え、クランは仲間からM134ミニガンとアモリュックを受け取り、アモリュックの左下にある穴から7.62ミリの弾帯を取り出し、ミニガンに取り付けた。アモリュックをしょって、ミニガンを持ち、敵のいる方へ構えた。

「いくよ!クラン!」

「あいよ!エミリア!」

そして二人は敵のいる所に向けて発砲した。

バオォォン バオォォン バオォォン

ウィィィィブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

「グハ!」

「がっっ」

敵の兵士や魔術師たちは、12.7ミリのライフル弾と高速の7.62ミリ弾が当たり、頭が吹き飛んだり、体に穴が空いたり、穴だらけになったり、四肢が飛んだりして、次々にやられていった。

敵の兵士や魔術師たちは不利になり、後退していった。

「敵が後退していく!前進!!」

俺たちは奴らを追い詰めるため、撃ちまくりながら進んだ。

「零!」

「何!?お兄ちゃん!」

「長い戦いになるなぁ!!」

「そうかもね!」

ダダダダダンダダダダンダダダダダン ポン

どうしてこうなったのか?それはあの日から始まった。







2040 4 15 14:30 日本 ゼロフォース社

「以上で定期会議を終わります。」

と清らかな声が上がり、周りから労いの声が聞こえてくる。会議は月に1度行われ、内容は、予算の配分や、それまでに問題があったことなど普通の会議でもやることを報告したり、話し合ったりする。違うところは、武器や弾薬、兵器など物騒な内容が出ることだ。

「お疲れ様(*^-^)ノお兄ちゃん☆」

と隣に座っている美少女に声をかけられた。

彼女の名は零。俺の2つ下の妹で歳は今年で28だが、どこから見ても10代後半でもいける若さで女優になったら、大金を稼げそうだ。元は自衛隊の特殊作戦群に所属していたが、女であることが理由で途中で除隊され、今のPMCの社長、つまり俺がスカウトして、今や会社の幹部になり、部隊を率いて、たくさんの任務を成功させ、会社に貢献している。

「あぁ、お疲れ。今回はいつもより長かったな。」

「うん。たぶんアミリアさんのロシア軍と交戦になったことが理由だと思うなぁ。だって国の兵士と戦ったからね。後処理が大変だったて聞いたよ。なんとか大事にはならなかったらしいけど。」

一国の兵士と交戦すれば国の政府が何かと文句を言うから、後の交渉が大変になる。その分交渉で金や弾薬などを奪える量が増えるが、相手が先進国だと交渉の難易度が高くなり、慎重な交渉が求められる。アミリアはさぞかし苦労しただろう。

「まぁ、アミリアはいろいろ場数を経験しているから、あいつにとっては、雑談にしか過ぎないだろう。」

「そうだね~。アミリアさんはしっかり者だからイワンたちはさぞかし骨を折ったでしょうね。あいつらに同情しちゃうよ~(*´∀`」

アミリアは俺がスカウトしたロシア人だ。

気が強く、そこらの兵士より動ける美女だ。

なぜかスカウトしてから俺のことを父さんと言う。長く過ごしたからか自然とそうなったのだろう。ちなみに、彼女はロシアで諜報活動をしていたからかロシアのいろんな事を知っている。ロシアは彼女を怒らせないようにまたは何か言わないようにするのに必死だったに違いない。歳は23だ。

「だな。あいつと交渉するなら金とかわいいアクセサリーを出さなきゃ進まないな。」

「なかったら機密情報を外に流されちゃうからね~この会社に手出せないのが現状だから従うしかないね~」

「そう考えてみると、うちの会社って結構大きくて最強じゃね?」

すると零が天使のような笑顔で

「もちろん(≧∇≦)だってこの会社はお兄ちゃんが創ったからね。当たり前だよ!」


俺が創った民間軍事会社ゼロフォースは、世界中から多くの依頼を遂行するいわば戦いの便利屋である。依頼内容は戦ったことがない人を一人前に戦えるようにすることや、軍の代わりに任務を行ったり、有名人や金持ちの護衛をしたりするなど戦闘や護衛を代わりに傭兵が行う仕事をする。うちの会社は幹部がそれぞれ部隊を持って仕事することで効率を上げ、さらに幹部たちは前まで軍や特殊部隊、警察、中には犯罪を犯した者で俺がスカウトした奴らはとびっきり優秀だった。そのお陰で会社は大きくなり、基地が作られ、会社から湯水のように金はもちろん、武器や装備品、兵器、食糧、人員、依頼、さらには、映画で銃や兵器など製作会社に映画出演の依頼などが増え、この会社がハローワークに載り、それなりに有名になった。

初めは、とても小さい会社だからここまで大きくなるとは思わなかった。マスコミから毎回テレビ出演の依頼が殺到して忙しくなるとは誰が予想した。その度に会社のみんなで誰がインタビューするかジャンケンで決めたり、テレビ映りがよくなるように化粧や素振りを美しくして大変だったり、撮影で来る有名人の中には某大手アニメ会社のスタッフや、人気声優が来たりして隊員たちがサインや握手が目的で一気に攻めたりして、まぁ、とにかく大変だった。特に俺が好きな花澤さんや戸松さん、三澤さん、楠木さんなどが来た時は、俺も好きなキャラの名ゼリフを聞くために偶然を装って現れたりしたなぁ。あの時は嬉しくて、部屋で「Foooo~~!!」って叫んでアニメを観たなぁ。隊員みんなで。

分からない人も楽しんでいて嬉しかった。

また企画させる為にアニメ会社に直談判しに行ったなあ。今でもいい思い出だ。

そんなこんなで設立25年今日も変わらず過ごしている。社内や隊員たちから変わらず信頼され、今日で終わらせる書類をまとめて一杯飲みたかった。

その時、突然窓が光った。いや、正確には、空が明るくなった。眩しいぐらいに。

見に来ると、上空にアニメで見たことがある魔方陣🔯らしきものが基地を囲むように大きく展開していた。

「何だ?あれは?魔方陣か?」

魔方陣を観察していると、部屋の固定電話が鳴り響いた。電話をとると、相手は情報部長長の佐山だった。

『社長!こちら情報部部長佐山です!見ましたか!?空のアレ!何ですか?突然空から現れました!』

『分からん。こちらも確認したが、何なのか不明だ。たが、敵の攻撃かもしれない。各部隊にケース2と伝えろ。当たるか分からんがあの魔方陣に攻撃しろ。何か嫌な予感がする。』

もし敵が基地に攻撃を仕掛けたら、状況に応じてケース◯◯と分けて防衛する。ケース2は上空から攻めこまれたとき、地上から迎撃する場合に発令される。

『了解しました!対空ミサイルや機関銃で迎撃します!あと、社長のカンはよく当たりますから、そういうことはあまり言わないでください!』

『分かった。たがあの魔方陣はどのタイプか分からん。注意しろ。』

『分かりました。通信終了。』

電話が切れ、もう一回魔方陣を見る。

色は白。範囲は基地全体。どんな攻撃をするのかは不明。その他も不明。

「対地ミサイル系か?しかし、なぜ攻撃してこない?撃つのに時間がかかるのか?たが、まだ撃ってこないのはチャンスだ。こちらから攻撃ができる。」

すると、基地の駐車場から機関砲や、機関銃の姿が見えた。あれはアメリカの機関砲だっけ。アメリカ訪問の時に大統領からもらったやつだったような。

ドガガガガガガガガガガガン

ボォォォン ボォォォン ボォォォン

機関砲が、機関銃が上空に向けた撃ちまくった。

しかし、魔方陣はそれらの弾をすべて吸収した。機関銃の曳光弾のお陰で弾がどうなったのかすぐに分かった。魔方陣に吸い取られるように吸収された。

「バカな・・・・」

一瞬自分の目を疑った。たが、これは現実だ。現にもう何十発、何百発も撃ちまくっているのに魔方陣は変わらず停滞している。

ドガガガガガガガガガガガン

ドガガガガガガガガガガガン

ボォォォン ボォォォンボォォォンボォォォンボォォォンボォォォンボォォォンボォォォン

装甲車が出てきたようだ。LAVやBTRなどが何度も撃ちまくっているが、やはり、すべて吸収されている。

隊員たちもロケットランチャーやマシンガン、ライフルを撃ちまくったが、状況は変わらない。

『社長!!ダメです。対象にダメージゼロ!

効いていません!』

佐山が通信機から報告してきた。

『どうしますか!?このままだと攻撃されます!指示を!』

俺は悩んでいた。攻撃が効かない魔方陣をどうすべきかを。逃げるのはダメだ。魔方陣がどこかへ移動するかもしれない。かといって、このままじゃぁ何も変わらない。どうすべきか?

悩んでいると突然光が強くなり、前も後ろも見えなくなった。そしてだんだん意識がなくなってきた。まずいと思っても遅く、倒れてしまった。

(クソ。やばい。みんな。)

立ち上がろうとするが、力が入らない。このままやられるのかと思った時、

「やっと見つけたよ。蒼汰。」

どこからか、声が聞こえた。可愛らしい少女の声が聞こえる。

(何だ。誰だ?)

すると、その声は、

「あっちで待ってるからね。英雄さん。」

その声を聞いた瞬間、意識がなくなった。



新しい物語が今始まった。

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