第60話集合

最近、見ない舞が部室に来た。


ゆう、渚、誠、美里が部室に集まった。


「爬虫類とは、上手くいってるのか?」


「爬虫類、あれね。とっくに別れた。」


ゆうの質問に憂鬱な感じで舞は答えた。


「もう、男なんて最低。」


「今頃かよ。」


「美少年も爬虫類も根性無しよ。」


うーんとゆうは、腕組みをした。


そしてゲームを始めた。


「まぁ、久しぶりに集まったんだからパーティーでもしない?」


「そうだな。パーティー良いかもな。」


誠が舞の提案に乗った。


舞の家でパーティーが行われた。


ゆうは、渚と野球ゲームについて話していた。


「ペナントレースでは、二位なんだよ。」


「ふーん、クライマックスシリーズもあるから大丈夫じゃない?」


「野球は、奥が深い。」


とゆうは、腕組みをした。


聖女と呼ばれている夜野美樹が制服姿で来ていた。


美樹は、ゆうに話しかけて来た。


「木村ゆう君?」


「そうだけど。」


「嬉しいあなたに会えて。」


「俺は、別に嬉しくない。帰って野球ゲームがしたい!」


美樹はお嬢様学校に通っている。


「野球ゲーム好きなんですか?わたしも野球大好きなんですよ!」


「マジで?」


渚は、ゆうの耳を引っ張ってパーティーから離れた。


「どうしたんだよ?」


「あの、女は危険。」


女の勘か。


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