第58話彼女
ゆうは、部室で一人野球ゲームをしていた。
そこに、女子を連れた誠が入って来た。
「今度は、お前かよ。」
とゆうは、誠に言って部室を出た。
ゆうは、自室で野球ゲームをしていた。そこに渚がいつものように入って来てベッドに横になってテレビを見始めた。
「渚、今日、誠が部室に女連れ込んで来たぞ。」
「ふーん、誠も女の子に目覚めたんだ。良かったね。」
渚は、全然動じない。
「渚、何か知ってるな?」
「知ってるも何も誠に彼女出来て泣いてる女子たくさん今日教室で見たじゃん。」
「え?そうなの?」
「ゆう君が鈍感過ぎるんだよ。」
そうなのか、微妙な気持ちだ‥。
次の日、誠が男泣きして部室に入って来て寝袋に入ってしまった。
「おい!どうした?」
さすがにゆうも心配になった。
「意気地無しって言われた。」
「そっか、お前、男が好きなんだろ?だったら無理せずに男と付き合えよ。」
「‥‥。」
誠は、ふて寝してしまった。
自宅にて、
「ふーん、ゆう君にしてはいいこと言ったんじゃない。」
と渚はドライな発言をした。
「ゆう君も、気を付けてね。」
と意味深な言葉も渚はため息と共に言った。
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