第47話 異説

「いや語彙はどうなんですか『一括りにおっと忘れてましたね、英語だったら.を入れなければ』」

 不問と思うが、後にし。

「で、どこに?『ギギンの採掘場です』」

「四賢者の?『ともいいます』」

 どこか凄く責任を感じたかのよう……にウリウの事だろうか。

「結局、カタールは怒ったんですか?『判別不可能です』」

「まぁ、いいです。どの賢者なのですか?『楽の』」

「遠いですか?『結構あります』」

 主知の、抽象論になるはずである。……。

 形象で保留。回答というかタイトルにおいて、英語表記であるが作中であれば呆然となるだろう。これは作になるのでその事柄が起きず。事柄が起きず。

「乗り継ぎありますか?」

 ――バス内

「整理券もらいました?『利得みたいですね』」

 笑いながらも整理券をもらい。言行にハラスメントは生じるんだろうか……。

 仮に生じても気概自体に言論の自由はない。気概は、つまり気概であるから。

 男同士の合席……いやバスがそう出来てるんだろうか一人用に移りたいが会話が出来ず、「いい天気ですね」

 会話を逸らし。ただ、逸れるかというより留まるかが課題、問題に違いない。

 作者も(狭義に)大掛かりにしないと読者が飽きると思ったんだろうな、 ……あの作家、いや

 誹謗は、控えたい、しかし「暇だなぁ」

 避けか上手だが。問題の一つでもなければ暇なんだろう。

 誰もメモを取らないんだが。

「両替あるでしょ」

 料金支払いの際である。少し昂ってるのかまぁ、鉄道の社員ではないから、自然消滅……耐えてるんだな。

 小銭がなかったので。乗降一部始終、運転手に両替をいわれ。

「ご自分で?何円でした?出しますよ、『460円』」

 渋々、出していた。「もうちょっと歩けば着きます。かんばりましょう」

 ――採掘場跡

「こんな家屋が多い所にあるもんですね。『合点が行きます。枢密院のお偉方でしょう』」

「で、なんでここに?『白痴の女性と尼は別です』」

「導出したのが?『まぁ、そういうことです』」

「懸念としこちらに来ました、『どういう?』」

「正確にいうとカタールが端を発したのは事実です。『じゃ来なくても』」

「手掛かりで十分じゃないですか危険すぎます」

 話によれば……現存してるのはこの採掘場と以前の洞窟位らしく垣間見るものが危険と……。

「こういった側面は見せたくないですね。『戦争でも?』」

「別の機会に」

 危険である垣間見えるものはなにかと引っ掛かったのだがどこか言及したくない。

「潜りますよ。『中に?』」

「はい」

「地中深く?『それは分かりません』」

 駆使は、なかった。

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