第44話 炎の女剣士
…本能寺 浮城内…
猫次郎が出した大きなシャボン玉のような水の中に無限滅鬼が閉じ込められていた。
「小癪な…私をその程度の力で封じることが出来るとでも?」
滅鬼が足掻いて抜け出そうとしている。
今しかない。チャンスは…
鳳凰の刀を抜き、技を繰り出すために一直線に進む。
「虹ノ型 虹色紅葉」
シャボン玉のような水を垂直に切り裂いた。
「やったか?」
「やってくれるな。鬼狩り」
切り裂いたはずの生首が勝手に動き出していた。
「なぜ?死なない。」
「他の鬼どもと一緒にするな。なんせ、他の鬼の倍人も鬼も 虫も食っているからな。」
「これで、終わりにしよう。」
と滅鬼が攻撃を仕掛けてきた。
なんとかかわしきっていたときに不意をつかれ危うくなり始めた。
「鐵也、危ない」
後釜が鐵也を庇った。
「後釜さん…」
「増援にきたぞ。西野村!一旦下がれ」
「わかりました。」
「さて。あんたの体燃やしてやるよ」
「炎ノ型 焔」
滅鬼の間合いに入り、刀を下から上、右横から左に向かって十字を描くように放った。
続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます