第36話 本能寺燃ゆる

…京都 本能寺…

鐵也たちが本能寺にようやくたどり着いた。

「ここに無限滅鬼が…」


本能寺をみると本能寺の上に気味の悪い城が浮いていた。





「なんだ、この紫の気味の悪い生物は…」


本能寺からこちらに近づいてくる足音がする。

「それはね。人間の憎悪や悲しみ怒りから生み出された嘔吐物さ」



「誰だ?」



「おっと、これは失礼。私は殻武者と言います。」



と顔が白骨化している鬼が話しかけてきた。




「あなたたちが鬼狩りですか?」



「そうだったらどうする。」



「では私が作り上げた試作品 を試してみましょうか?」



「鐵也、信長様を頼んだぞ。」

「頼んだぞ。大山、義光、陽葉、藤四郎、弥生。 」


「お任せよ。私たちで十分よ!」


「はい!承りました!」


「…」

仲間たちに外の敵を任せ、鐵也と信長は本能寺の内部へ向かった。




…本能寺周辺…


「信長は本能寺の中じゃな。なら火を着けた弓を放て。これで天下はわしのものになる。」


と男が言った。




…数分後…



本能寺に向けて火をつけた弓矢が放たれ、一気に燃えあがりはじめた。



続く



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