第34話 本能寺へ

…1カ月後…


「どうなさいます?信長さん。」


「京都に向かう。お前もついてくるか?」



と信長に聞かれた。



「はい!」




そう返事をすると明朝にはでる伝えられた。




「どうする?鐵也」



「どうしような 義光」と呟いていたとき、後ろから「ならこうするのはどうでしょう?」と誰かが呟いた。




「誰?」


「私は馬ノ間 閉坂 慶喜(へいざか よしのぶ)といいます。どうぞ お見知りおきを」


と言った。


「じゃんじゃんのみましょう」


といい、一夜をあかした。



…明朝…

朝から霧が深い。


辺りを見渡しても迷ってしまうような濃い霧だった。



続く



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