第22話 空雷速乱

・・・天龍寺・・・


辺りは静まり返る。


「二人の鬼狩りごとき、わしがひれ伏してくれようぞ!」


偽挫の背中から爪で攻撃をしはじめた。




鐵也と義光は左右によける。


「雷ノ型 雷光」

を偽挫に向かって放った。



「そんな攻撃わしに効くと思っておるのか?」



と偽挫がバリアのようなものを張り、防いだ。



「でも、これなら」


「行くぞ。鐵也」

鬼丸(鐵也の刀がいう。)



「空ノ型 晴天の悲涙」


空から偽挫の首にめがけて刀を横に振りだした。



しかし、その瞬時に偽挫が自分の頭部にバリアを張った。



バリアの衝撃で鐵也が大樹まで飛ばされた。



「義光、ちょっと来い」




といい義光にあることを告げた。





「いくぞ!」


「おう」




「空ノ型 夕焼け」



「雷ノ型 雷光」



と同時に技を繰り出した。




「そんな程度、跳ね返してやる」




バリアを張ったが押し返されている。



「合技 空雷速乱」



偽挫のバリアを打ちやぶり、偽挫の首を斬り裂いた。






続く






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る