第15話 新たなる出会い

…京都 銀閣寺裏の間…


ろうそくが灯る部屋の隅から隅まで鬼が頭を下げている。


襖が開き、奥から古い時代の服そうをした男が入ってきた。



「無限様。今日はどのようなお話が…」



「今日は最近耳にした鳳凰の刀だが、あれを鬼狩りどもから奪ってこれるか?」



「承知いたしました。私がとってご覧にいれましょう。」



「なら任せた牛鬼(ぎゅうき)、偽挫(ぎざ)」



…鬼狩り尾張本部…


本部前で一人の女性が立ち尽くしていた。



「キレイな人だな。」


すると義光がからかって

「お前に会わねぇなw」


「うるさい」と頭にげんこつを一発かました。



「あの?あなたたちが鐵也さんたち?」


「は、はい!」



「私は12天 鼠の間、日下部 陽葉(くさかべ ようは)といいます。よろしくね!」




「こ、こちらこそ よろしくお願いします。」



続く




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