葬式戦線ハンニャ・サガ

作者 @centcent

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★★★ Excellent!!!

※「1.弔問客・地上決戦編」を読み切ったところでのレビューです

敢えて一番言いたいことを言うとするなら……

「キャラがめっちゃ濃い!」
濃すぎる! ありとあらゆるキャラが濃い。
ゴン……イザベルと泰良さんがとても良いです。なお、おっさんに用はない。

まずはそこなんですが、次に言わねばならないのはスケール感。

でかい。規模がでかい。
宇宙規模。「なんやそれwww」っていう規模の争いなのに、何故か血生臭さがない。いや、血は流れないんだけど。
まさかの「葬儀」を巡る宇宙戦争? 的な。発想がやばい。この作者はヤバい。

シリアス要素ほぼなし(今の所?)の、すばらしきエンタメ作品です。
斬新なこの物語を是非!

★★★ Excellent!!!

お葬式という日常の中の非日常に更なる非日常が次々と降りかかる展開は、日常からの非日常がエスカレートしていくわくわく感があります。
既存の「成程、確かにこれは葬儀に関わりうる」と納得できる、それでいてかつオリジナリティ溢れるアレンジを施された設定な様々な勢力からの、個性的な来訪者達。このオリジナリティと個性が、実に知的刺激を感じる魅力を持っています。
心霊兵器!葬式工学!ぶっ飛んだ単語の元に繰り広げられる戦いもまた見事。
戸惑いながらも祖父の遺言通りの葬儀を行おうとする孫娘という、全体を引き立て支える日常的視点が、壮大なスペースオペラの魅力をぎゅっと仏間に押し込んだような大胆なストーリーを上手に支えています。
実に見事な独自の個性と魅力を備えた作品です。