新たな出会い

第7話 先生のお義母さんと意気投合した件について。

あれから1ヶ月何も無く普通にただ普通に過ごしていた。

叔父が結婚すると言ったのは、今年の10月の事。

それから、約1ヶ月過ぎた訳だが…………

携帯のバイブが鳴る。

Lifechatからだ。

「裕翔、今度結婚式があるから参加してくれないか?」

という内容だった。

まぁ親戚だし、参加はするけど今考えると、先生の友達とか同期の先生がくるし、なおさら自分が行っていた、学校の先生が来るのは………ちょっとな………

「いつ結婚式があるの?」

すぐに返事が帰って来た。

「11月の10日だよ。」

「分かった、ありがとう。」

と返事を返す。

……………………………………………………………

11月10日本番

自分は親戚一同なので、朝早くに来る。

そこにはもちろん叔父もいるし、先生もいるし、また先生の親戚もいる。

「………裕翔君?」

と声をかけたのは、先生ではなく、そこのお義母さんだった。

「あっ、先生のお義母さんですか?」

と答えると

「そうです、ごめんね、最初びっくりしたでしょ?」

と笑う。

何故ならあまりにも口調と声が先生に似ていたからだ。

「本当に顔と声が似てるなとと思います。」

と正直に言うと、先生のお義母さんは笑った。

「だいたい、結月の事分かった?」

「そうですね、学校では見せないような顔とか、お金の管理があまり出来ていないとか……色々聞きました。」

「けどね、また姪っ子に見せる顔も違うのよ。」

とお義母さんは自信を持って言う。

「そうなんですか?まず姪っ子がいるとか聞いて無かったんですけど……」

よくよく聞くと、先生の家族は4人家族らしく、上に姉がいるらしく、そこの子供を可愛がっていた、と聞く。

「その姪っ子が今日来るって言うから、張り切っていてね、本人は綺麗なカッコをしなければとか言ったよ。」

「そんなに姪っ子の事好きなんですね。」

と笑いながら言うと、

「写真見てみる?」

と言われ見ると、確かに美少女だなと感じる。

「年齢はいくつ何ですか?」

「17歳、今年高二だよ。」

「そうなんですか、同い年ですね。」

「あっ後、今日貴方が来るって言ってたから、向こうも張り切っていているよ。」

と笑いながら言う。

「そんな自分期待できるような人では無いですよ。」

こんな美少女と話せるだけで万々歳だ。

まず顔が釣り合わないと心の中でそう思った。

「大丈夫!その真面目さと身長があれば大丈夫!だから」とごり押しで太鼓判を押された。

まぁ確かに身長だけはある。

叔父は183センチぐらいで自分は178センチぐらいだから、まぁまぁと言った所で、世間では高いと部類になるぐらいの身長だ。

……………………………………………………………

その後先生のお義母さんと話していると、意気投合してしまった。

先生は基本的に学校(職場)の事を家族とは一切話していなかったそうだ。なので、自分がその生徒の担任を受け持って貰っていたと言うと、すごく向こうがグイグイと話を聞こうとする。

「………そんな事があったのね。」

とお義母さんは笑っていた。

そんな事を話していると、

「お母さん!!」

と怒った先生がそこにいた。

その姿は新婦の綺麗な白いドレスだった。

「もうっ、何で裕翔君そんな事話すのかなぁ」

と呆れるように言われる。

「あ、いやっ、そのー」

と自分があたふたしていると、

「だって!結月が職場での話何もしないもん」

とふてくされたように言う。

「裕翔君、私は貴方の適正な進路を決めたのよ、そんな恩をもう忘れた?」

とあのいつもの感じに戻っていた。

「けど頑張ってその進路を開いたのは、僕じゃ無いですか、ただあくまでもそのサポートをしてくれただけで………やっぱりすみませんでした!」

と疑問を呈しながら、その場で謝った。

「けど、先生が叔父と結婚してくれたのは、親戚として嬉しいですよ……だから、今は華やかな場なんですから、喧嘩は止めましょ?」

と言うと、

「確かにそうね、後でその話をしましょう、後で連絡するから、指定した場所に来なさい。」

と完全に獲物を狙ったかのように。

そう言い残してまた、先生は化粧室に向かった。

「ごめんね、そんな事を聞いてしまって。」

「いや、お義母さんは何も悪くは無いですよ、また改めて今回は本当に対抗するつもりですから。」

ちょっと自分の中でこれはキレていた。

進路をあくまでも、一緒に決めたのは事実ではあるが、最終的には自分の頑張りしだいだ。

なのでそれを否定されたように言われたので頭にきてしまった。

……………………………………………………………

皆さんこんにちは煌河穂鷹です。

少し時間が掛かりましたが、また再び更新します。

実は第8話からある意味、新章スタートです!

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