プラスティック・ラブ

作者 原田 澪(はらだ みお)

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★★★ Excellent!!!

私もできの悪い子供でした。そして、できの悪い大人になりました(^_^;)。今でも大人に対する反発心が、胸の奥に眠っています。
でも、大人って、自分に都合のいい、扱いやすい子供が大好きなんですよね。自分の好みじゃない子供のことは、憎いとさえ感じる……。ずいぶんと勝手なものですね。
ベティちゃん、もっと自由でおおらかなところで人生を楽しめたらよかったのに。大人はひどいよね……。
私はベティちゃんの孤独さが印象に残りました。
綺麗な心の女の子でしたね。

★★★ Excellent!!!

 全寮制の学園というモチーフには不思議な美しさと怖さがあって、そういったモチーフの含まれたSFやファンタジーがわたしは好きです。わたしたちの生きる世界やわたしたちの存在そのものが、同様に閉じられコントロールされたものかもしないという、とりとめのない思索をかきたてられるからでしょうか。
 創る者と創られる者の、美しく悲しい世界を味わわせていただきました。これはわたしの勝手な思いですが、長編でも読んでみたい気がします。