虫の日

 6月4日は虫の日。

 今、翌日の6月5日にこれを書いている。色々忙しかったので気が付いたら終わっていた。


 『虫の日』といってもこの日に昆虫関係の何かが行われたとかそういうわけではなく、単なる64むしの語呂合わせだ。


 比較的近年に作られたはずの記念日であるが、その起源についてはネット上でも色々なものが挙げられている。


 曰く、漫画家の手塚治虫先生の発案とか、学者の養老孟司先生の発案とか、ある村が村興しのために言い出したとか、害虫駆除関係の団体が関わっているとか。

 

 諸説あるというか、単にネタがかぶっていうだけのような気もしなくもない。

 色々なところで同じことを考えて、あちこちて虫の日と言われているのがひとまとめにされているだけなのかもしれない。


 で、その虫の日に何があるかと言うと、それもまた諸説あって、研究などのために犠牲になってきた虫の供養をするとか、農業関係で駆除してきた虫の供養をするとか、あるいは昆虫についての普及教育をするというものあった。


 昆虫調査員にしてアマチュア研究者の筆者は、特に何も変わったことはなかった。

 供養こそしないが、毎日が虫の日みたいなものである。


 とはいえ、供養はすべきだろうとは思うが、この時期は忙しくてなかなか動けないのも事実である。

 語呂合わせとはいえ、実際に多くの虫が動いている時期、現場に室内作業にと、やるべきことは多い。


 しかし今年は、現場の仕事は多いのだが捕れる虫は少ないという印象である。


 まあ、現場は道路などの工事予定地とか、国交省の管轄地とか、必ずしも虫が多く捕れる場所ではない。

 そのあたりのめぐり合わせもあって、今年は虫が少ないなどとはまだ言えないのであるが、移動途中などで個人的なデータを集めておきたいとは考えている。

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