第84話 一恵ちゃんのリベンジ(4)

カラオケやゲームも一通り遊んでいたら、夜も深まり、いよいよ緊張の瞬間へとやってくる。


「わ・・・・私、シャワー浴びてくるね・・・・・」


そう言って、ドキドキを抑えながらシャワーを浴びにいった。

緊張のあまり、所々の記憶がフリーズしていて、あまり覚えていない。

私がシャワーから上がるとすぐに直樹君も、シャワーを浴びていた。

その待ち時間は人生で、最高のドキドキ感で、幸せでもありながら、緊張もあり、少し不安でもあり、と、もう爆発しそうな思いだった。


どこかの本で見たことがある。

いきなり裸で待っているより、1枚1枚服を脱がした方が、男子は興奮するって書いてあった。

恥かしさもあるから、私は着ていた着衣を全部着て、直樹君を待っていた。


シャワーから上がった直樹君も、落ち着かない様子でソワソワしていた。


「今日は楽しかったね!・・・・・・それじゃ~寝ようか~・・・・・・・」


「う・・・・・うん・・・・・・」


二人は恥ずかしさのあまり、初めは背を向けて寝ていた。

私の心臓はもう、飛び出しそうな勢いで鼓動が早くなっていた。

覚悟はできていても、初めてだから、何が何だかわからない・・・・・・・・


モゾモゾっと直樹君の方から、私の方に身体を向けてきた。


「一恵ちゃん・・・・」


私も直樹君の方に身体を向けた。


「な~に?♡♡♡」


やさしくキスされてからはもう、ブレーキが掛からず、1枚ずつ脱がされ、

ナメ回され、私の頭の中は真っ白になっていた。


「ぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・直樹君・・・・・・・・な・・・お・・・き・・・」


二人はつながった・・・・これで私の恋心が、愛へと変わった気がする。

直樹君の体温を感じながら、二人、裸で抱き合い、朝を迎えた。


私の方が先に目覚め、直樹君に軽くキスしたりで、寝顔をずっと見ていた。

とうとう一線を越えて、私の愛も深まり、幸せいっぱいな気持ち・・・・・・


しばらく経ってから、直樹君が目を覚ました。


「おはよう・・・・・なおき・・・・・・・」


「おはよう・・・・・かずえ・・・・・・・」


「もう、呼び捨てでいいよね・・・・・直樹」


「そうだね・・・・・一恵」


起きてから、もう1回、抱かれて、チェックアウトの時間を迎えようとしていた。


「チェックアウトって10時までだっけ?」


「そうみたいだね」


「もう時間だね・・・・残念・・・仕方がないね」


「それじゃ~帰ろうか」


「うん♡♡♡」


私の方は、直樹から離れず、思いっきり甘えながら帰っていった。

去年のリベンジは、予想を遥かに超える、大成功!!!

これからもずっと、隣に居させてね・・・・・直樹♡♡♡

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