第40話 はぁ?!

昼休みに、彼女の姿がないだけで、こんなにつまらないものなのか・・・・・・・

いつも、楽し気に振る舞ってくれる靖枝さんの存在て、大きかったんだ・・・・・

そのことが初めて分かった。


お互いに忙しく、会える日が全くない。

夜になると、たまに、車で、俺の家まで訪ねて来ていた、靖枝さんの姿もなく、

スマホの連絡もない。

このままじゃ、仕事に負けてしまう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そう思った俺は、靖枝さんに連絡を取った。


プルルルルルルル・・・・・・・・ガチャ


「なおき~。最近も忙しそうだね~~」


「それは、お互い様かもな~~」


「そうだ、なおきに話したい事あるから、明日でも会わない?」


「そうだね、俺も疲れちゃったし・・・・たまには早く帰るよ~」


「だったら、明日の夜に、なおきの家に行くね~~」


「わかった~」


どれくらいぶりだろう、2週間ぶりくらいか、靖枝さんととのデートに、なんだか

ワクワクしていた。


とにかく今は、安らぎが欲しい!!

仕事はそれなりにして、夜に靖枝さんとデートに出かけた。

いつもだったら、部屋に直行パターンが多かったけど、今日は、夜の海に行きたいと言い出して、海の方に向かった。


「やすえ、仕事の方は順調なの?」


「うんうん~~~!!とってもいい感じよ~~~~~。会社辞めて正解だった!!

気の合う仲間もいるから、仕事もたのしい!!」


「なんか、すごく・・・・・・うらやましいな・・・・・・・・」


「店長の渡辺君も、人を使うのが上手いから、バイトの子たちも、楽しみながら仕事をこなしているよ~~~~~」


「そっか~~~。そう言えば、何か話があるって言ってたね」


彼女の方から、信じられない話を聞かされた・・・・・・・・・・・・・・・・・


「私ね、渡辺君に告白されたの。

もちろん、なおきが彼氏って言うのは知ってて。

それでも、渡辺君は、私と付き合いたいって言ってくれたの。

なおきが居てもいいからって。

私も、渡辺君の事が好きで、付き合いたいと思ってる。

もちろん、なおきの事も好きよ。

だから、なおきの意見も聞きたいの。

なおきは、渡辺君が居ても、平気かな??」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?!・・・・・・・・・

何言ってるの・・・・・・・・・・・・・・・・・この人・・・・・・・・・・・

正気なの??・・・・ようするに、二股を認めろってことだよね・・・・・・・・

そんなの、いいわけないじゃん!!!!


「ねぇ~~~なおき~~。聞いてる??」


「あ・・・・・あぁ。聞いてるよ・・・・・・・」


「で?平気なのかな~?」


「・・・・・・・・・お・・・・俺も・・・だいじょうぶ・・・・・・だょ・・」


今は、こう言うしか・・・・・・・答えが見つからなかった・・・・・・・・・・


「本当に~~~~!!よかった~~~!!」


いいわけないやろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もう、人が信じられなくなった・・・・・・・・・・

これなら、はっきりとフラれた方がましだ!!!!

こんなに、堂々と二股します!!!って言えるもんなの??・・・・・・・・

それとも、遠回しに、別れますって言われてるの????

さっぱりわからん・・・・・・・・こんなの、わかるはずがない!!!!


そのあとは、ほぼ無言で、俺は家に帰った。

家に帰って、いろいろ考えても、理解が出来ない・・・・・当然だろう・・・・・


結局、俺は遊ばされただけなんだろう・・・・・・・

これで、俺の恋は終わったんだと思い、また、心の扉を閉めてしまった。

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