第28話 クリスマスイヴ

年末最大イベントであろう、クリスマスイブ。

その前には、会社の忘年会とか、あったりしたが、飲めない人にはどうでもいい。

ただ、飲みたい理由作ってるだけじゃんって、思ってしまう。


散々、会社のグチを言われまくって、終わっていった。


靖枝さんの方から、「イヴは期待しててね♡」と、すごく張り切っていた。

俺の方も、初めて女性と過ごす、イヴを、すごく楽しみにしていた。

イヴ当日、この日だけは、何が何でも早く帰る!!!

定時の時間になったら、靖枝さんが慌てて、訪ねてきた。


「さっ!早く帰って、いろいろ支度しなくちゃ!!!!早く着替えて、なおき♡」


「わかりました~」


着替えが終わったら、靖枝さんに手を引っ張られ、車に直行した。


「よ~~~~~し、しゅっぱ~~~~つ。二人の夜に~~~かんぱ~~~~い♡」


「やすえさん・・・・・・・気が早いのでは?」


「何言ってるのよ~~~~。今夜は・・・・何やってもいいのよ♡な・お・き♡」


ここは、引き下がらずに、対抗しておこう!


「じ・・・じゃ~~~あんなことや、こんなこと・・・やってもらいますからね!」


「まかせて♡な・お・き♡いっぱい!いっぱいしちゃうから~~~~~~♡♡♡」


やっぱり靖枝さんには、勝てないや;;;


アパートの部屋に着き、いきなり目隠しをさせられた・・・・・・・・・


「なおき~~~。私がいいって言うまで取っちゃダメだよ~~~」


「・・・・・・・・わかりました・・・・・・・」


何が始まるんだ???不安と期待に、ちょっと焦っていた。

何か、準備してる音は聞こえてくる。


どうなるんだ・・・・・どうなるんだ・・・・・どうなるんだ・・・・・・


「取ってもいいよ~~~~~なおき~~~~~~♡ め・し・あ・が・れ♡」


「ぶっ・・・・・・・・・・なんてこった・・・・・・・・・・・・・・・」


「はやく~~~~~た・べ・て♡」


靖枝さんの裸にデコレーション・・・・・

二つの胸の突起物に生クリーム・・・・・

その上にイチゴが乗ってる・・・・・・・


「靖枝さん;;ご飯が先でしょ;;」


「だって~~~~。はやく食べてほしかったんだもん~~~~~♡」


食べない訳にはいかない。最初に手でイチゴを取ろうとしたら・・・・


「や~~~~~ん。なおきのお口で、た・べ・て♡」


「わ・・・・・・わかりました・・・・・・・・パクッ」


「アン・・・・・もう一個も、た・べ・て♡」


「わ・・・・・・わかりました・・・・・・・・パクッ」


「ヤン・・・・・・じゃー、生クリームを、激しく!な・め・て♡」


もう、こうなったら、ヤケクソだ!!!いやらしく、いっぱい舐めてやる!!!!


「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。今日のなおき、積極的でステキ♡」


ご飯を頂く前に、靖枝さんを頂いてしまいました・・・・・・・・・・


「はぁはぁはぁ。じゃー、ご飯の支度するね。立っててね、じゃなく待っててね♡」


そういって、裸エプロンで支度を始めだした。これはもう、当たり前らしい・・・

しかし、今までの彼氏にも、こんな風に、接していたんだろうな。

男心をくすぐる、プロフェッショナルだな・・・・・・・

こんな生き方が、できる事に、うらやましさも感じられた。


「なおき~~~~もうちょっとだからね♡」


「靖枝さん、そんな格好で揚げ物は、あぶないですよ~」


「なおきは心配性ね~~。でも、その気遣いも好きなんだなぁ~~~♡」


「火傷で、傷が残ったら、嫌でしょう~」


「大丈夫!そうなっても、なおきが、面倒見てくれるもん♡」


ここまで、直球で、好きの表現をしてくる、靖枝さん。

俺は、付き合ってからも、一歩、引いた状態で彼女を見ていた。

でも、これじゃいけない。同等の関係にならないと、長続きしない。

いつまでたっても、歳下扱いされるのも、嫌だから、少し背伸びをして大人ぶろうと、名前の呼び方などを変えてみた。


「な・・・なぁ、やすえ」


「な~~~に♡ なおき♡」


「え・・・・えっとーーー。何でもない・・・・・」


「フフフ、どうしたの、なおき~。急に呼び捨てになって♡」


「ダメかな?」


「ううん。全然♡」


こうやって、初めてのイヴは、少し成長した?自分と共に、熱い熱い夜となった。

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