第29話 私について
私は小さい頃からと言うより生まれつきだろう、幽霊は見えるし幽霊の子も聞こえる。私の家族は全員聞こえるし見える。
でも会話はできない、なのに私はできる。
だけどそれだけではなく私は人の心の声もなんとなく微かにだけど聞こえるの。
だからつっちーのお父さんに対する感情とかも聞こえてしまった。
けど去年の自分のことがあるから怖くて止められなかった
これが本当の理由。
これを打ち明けられないのも気持ち悪がられるのがまたいじめられるのが怖いから。
怪物でごめんなさい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます