どうして一輝くんは私がこんなにも避けてるのに声をかけてくれるんだろう。

なんだかこの感じは懐かしく感じる。

どうしてだろう

何故かとても懐かしいんだ。

あぁ、そうか。

これは私が笑美ちゃんを追いかけてるのに笑美ちゃんが逃げてる時の感覚なんだ。

そっか、笑美ちゃんはこういう感覚でこういう思いをしてきたんだね。

うれしいけど怖い

嬉しいけど申し訳ない

嬉しいけど素直になれない

うれしいけど自分のせいで相手が自分と同じになる。

笑美ちゃんはそう思ってくれてたんだね

気づかなくてごめんね

なにも知らなくてごめんね…

一輝くん私笑美ちゃんの気持ちが分かった

だから一輝くんにきちんと伝えることにした

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい