第26話 女神との邂逅
「〈ツインスラッシュ〉!」
〈ツインスラッシュ〉
デュアルソードスキル※双剣スキル
通常攻撃の1.5倍のダメージを与える。
※ダメージ量はスキルレベルに依存
様子見に初級のスキルを使ってみる。
「ギッ…」
いくら限界突破したとはいえ初級だと少し痛いといったところか…削りきるのは少々骨がおれるだろう…なら正攻法で行くか。
「〈クイックソード〉!」
〈クイックソード〉
片手・両手剣スキル
10回分通常攻撃の一撃を二回攻撃へと変える。
「そして〈ベルセルク〉!」
〈ベルセルク〉
片手・両手剣スキル
VITを半分にする代わりにSTRを2倍AGLを1.5する。
※上昇はスキルのレベルに依存
「オマケの〈バーサク〉!」
片手・両手剣スキル
防御を0にする代わりにATKを倍化。
※上昇はスキルのレベルに依存
「ベルセルクとバーサクっで攻撃力アップ…そして双剣のクイックソードは四回攻撃!」
「いくよ!」
縮地で近づきメタルゴブリンの前に飛び出る。
「ゴブ!」
メタルゴブリンは何を言ってるかわかんないが突然現れたボクに驚くも攻撃を仕掛けてきた。
「かかった…!〈バッククスタッブ〉!」
〈バッマクスタッブ〉
デュアルソードスキル
相手の背面に回り込む。相手の攻撃中に発動した場合相手に怯み効果。
「てぇぇい!!」
後ろをとった事により回避不可避の強化された40連撃がメタルゴブリンに突き刺さる。
「ギャギャ!」
「これでとどめ…〈ドラグーンスパイク〉!」
〈ドラグーンスパイク〉
デュアルソードスキル
前面に剣を構え突進し斬りつける。
自分にかかっているバフ(補助効果)を終了させる代わりに通常の攻撃の2倍※×終わらせたバフの数のダメージを相手に与える。
X字にメタルゴブリンがバラバラになり崩れ去った。
「よし!」
「ゴブゴブ!(流石は主人殿!)」
「そう言えばレベルはいくつ上がったかな?」
メニューを開きステータスを確認すると…
「は?レベル50?」
元の段階でレベルは180あったのにレベルが下がってる?
この世界に来て自分のレベルは確認して無かったか?
「ステータスの数値に驚いて見てなかったな…あれ?」
よく考えるとおかしい。レベルが下がったのにステータスは下がってない
よく見るとステータスの下に見慣れた
〈まだ振り分けてないステータスポイントがあります(100p)〉
の表記がある。
100pつまりレベル50に上がった事によりポイントが付与されている。
「レベルだけがリセットされてる?」
と言いながら癖でステータスポイントを割り振っていく…
因みに
ユウキ
STR200→255
DEX50→90
AGL100→105
CLT30
※元のステータスはイベント等で獲得したステータスポイントがあるため合計値が360ではありません。
「決定っと…あッ!」
そう…ユウトは忘れていたここがゲームでは無く現実である事…今日の朝クレア達がどういう状態だったかを
「いたたたたた!!」
全身に痛みが走る…55分の筋力の上昇に体を作り替えようと破壊と再生を繰り返すような痛み。
「そうだ!キャラ変更!」
痛みにこらえながらリリスに戻すが…
「痛た!!」
まだ全身が痛い!
それもそのはず今ステータスは統合されている為どの姿でもステータスポイントを上げた状態なのである。
「ゴブ蔵ちょっと…警戒…お願い…〈スリープ〉」
あまりの痛さにスキルで逃げることにした。
〈スリープ〉
サポートスキル
対象を睡眠状態にする。
※攻撃を与えるか時間経過で目が覚める。
「…ようやく会えましたね…」
…ん?誰だ?
目を覚ますとそこは白く広い空間…建物や造形物は一つも無かった。
あれ?今森にいたはずだけど…?
「あなたは?」
姿が見えない誰かに問いかける。
「私は女神アルマーナ…まず一言言わせて下さい…」
目の前に光が集まり女性の姿のようなシルエットに固まり
「申し訳ありませんでした!!」
と土下座した。
…なんですと?
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