第882話 2022/3/14 責任とか

 本日は11時起き。晴天、気温も高い。春満開である。しかし頭はスッカスカだ。買い物はネットスーパーで済ませた。自分で出かければ500~600円くらいは安く上がるのだが、この頭の状態で車を運転することを思えば高くはない。事故でも起こしたら洒落にならんからな。何とも厄介な。


 ジャッキー・チェンの映画「ドランク・モンキー 酔拳」のキャッチコピーが「酔えば酔うほど強くなる!」であった。まあ、本来の酔拳は「酔っ払っているかのように見せる」拳法であるから、本当に酔ってしまってはいかんのだが、当時の香港映画がそんな細かいことを気にするはずもない。面白ければそれでいいのだ、という割り切った姿勢には見習うべきところもあろう。

 ジャッキーの酔拳は酔えば酔うほど強くなるのだが、世の中には「読めば読むほどわからなくなる」言葉もある。毎日毎日言葉を紡いで、文章を書くことにも読むことにも世間並み以上に慣れているはずだと自負する虫けらであるにもかかわらず、極めてシンプルで単純な、普通の言葉の意味がわからないことがある。いま一番わからないのが、「責任」である。

 責任とは何か。「大人の責任というものがある」「責任者は責任を取らなければ」「それは無責任な態度だろう」などと当たり前のように使っているこの責任という言葉だが、正しく説明してみろと言われたら、これができない。極めて難しい。他に言い換える妥当な文言が思い浮かばないのだ。そこでネットで調べてみると、まあ何とも大変だ。

 普通ならここで責任という言葉の説明を辞書サイトなどから引用したいところなのだが、そうも行かない。何故なら文章量が膨大すぎるからだ。試しにコトバンクや、あるいはWikipediaでもいいので責任という言葉を調べてみて頂きたい。そこには確かに責任という言葉の本来の意味が書かれ、詳しく解説されている。だが、我々の知っている、普段使っている意味合いとしての責任という言葉にピッタリはまる説明はどこにもない。いや、もしかしたらあるのかも知れない。だがそれを探し出すのは至難の業である。

 そもそも責任という言葉の指し示す内容が幅広すぎる。幅広いのは、いろんな意味合いを責任の一言で言い表せるので便利ではあるのだが、それだけに曖昧になる。あまりにも曖昧すぎて霧の中を手探りで歩くかの如き掴み所の無さと言える。本当に説明を読めば読むほど全然わからなくなるのだ。もしかしたら、文章書きとしては読まない方がいいのかも知れない。この先、責任という言葉を適切に使える自信を失ってしまいそうだ。

 さて13日、日本維新の会の鈴木宗男参議院議員は札幌市で公演し、その中で現在のウクライナ情勢について、

「先に手を出した者が悪いというのが道理だ」

「原因をつくった側にも責任がある」

「(侵攻前に)話し合いを断ったのはウクライナのゼレンスキー大統領だ」

「日本には国益の問題として北方領土や平和条約交渉の問題がある。米英と立ち位置が違う」(以上時事通信)

 と述べた模様。

 うむ、「だからどうした」「それが何だ」としか言いようのない話であるな。たとえばいま中国が日本に侵攻してきたとしよう。それは日本側に責任がないと言えるだろうか。あるいは鈴木宗男氏に、もしくは虫けらに責任はまったくないだろうか。そんなもの、あるに決まっているのだ。たとえ微々たるほんの僅かな責任であっても、決してゼロにはならない。だが、だからどうした。それが何だと言うのか。そんなことをあげつらう意味がどこにある。何の価値がある言葉なのか。ただのタチの悪い言葉遊びに過ぎない。

 だいたい国益国益と言うが、日本はロシアだけ見ていれば済むような単純な状況に置かれている訳ではない。いやそれどころか、ロシアが滅亡してくれれば大変に助かる場所に立国しているのである。そこにもまた国益はあるはずだ。何故そちらを見ないのか。見られないのか。甚だ疑問としか言えない。

 とは言え、責任という言葉の意味は広い。鈴木宗男氏と虫けらではまったく違う意味で責任という言葉を用いている可能性もある。酒でも飲んで酔っ払っているのではなければ、だが。はてさて。


 昨日明らかになったイラク北部のクルド人自治区への弾道ミサイル攻撃だが、イラン革命防衛隊がミサイル発射を認めたらしい。「イスラエルの戦略拠点」を狙ったと主張しているようだが、現地にイスラエルの施設があるのかどうかは不明である。アメリカ関連の施設はあるようなのだがな。なお、この攻撃による死傷者はないとのこと。

 いまのウクライナ情勢を見て、イランは、特に革命防衛隊は核兵器を保有したいと改めて思っていることだろう。アメリカはイランの核保有を絶対に阻止すると明言しているが、実際のところ保有されてしまったらもう手出しできないのではないか。今後アメリカがロシアにどう対抗するのか、それによって中東情勢も大きく変化するに違いない。


 ニカラグア、と言われてもまったくイメージが湧かない。虫けらにとっては典型的な名前しか知らない国である。そのニカラグアがバチカン市国の大使を追放したのだそうな。中米に位置するニカラグアはご多分に漏れず政情が不安定で、政府と反政府勢力との間で大きな対立がある。バチカンの大使はこの対立を仲介しようとしていたらしいのだが、政権側がこれを不快に思い、「バチカンが政権転覆を企んでいる」と非難していたという。

 まあ、バチカンのやることが何でも正しいなどとはまったく思わないものの、普通に考えて、ニカラグアの政権を転覆させてバチカンに何のメリットがあるのだろう。人口は700万人にも満たないし、経済的に豊かな訳でもない。一言で言ってしまえば何の旨味もない小国である。陰謀論の中心に置くには、いささか心許ないと思う次第。


 本日はこんなところで。毎日毎日戦争のニュースばかりだ。鬱が酷くならないだろうか。もうなってるのかな。

 昨日は500文字くらい書けたのかな。今日はもう少し頑張れるといいが。何とかしたいところ。

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