第810話 2022/1/1 謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は皆様方には大変ひとかたならぬお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。


 と、去年の元日からコピペである。一昨年もだいたい似たようなことを書いていた。たまには、

「謹賀新年でがしょう」

 程度のおふざけを入れてもいいように思うのだが、いざ書くとなると面白くも何ともない挨拶になってしまう。本質的にクソ真面目の馬鹿正直なのだ。そら社会の中で生きて行くのが難しくなるわな。


 などと正月1日目から暗い話をしても仕方ない。しかし明るい話も別にないのだ。強いて挙げれば、なろうの「老い花の姫」のPVがえらい増えたくらいか。やっぱりみんな年末はヒマなのだろう、朝から晩までまんべんなくPVがついている。昨日は1日のPVが200を超えた。なかなか珍しいことだ。しかし今日は少ない。まあ当然だ。初詣なり何なり、正月1日は忙しいからな。明日以降また増えることに期待しよう。


 で、正月一発目の日記であるが、書く事がない。どこを見ても初日の出とか新年の様子、昨年を振り返って、みたいな正月記事ばかりである。滋賀県で高校生が高架下に焼死体を見つけたとか、沖縄で高校生が自宅に放火したとか、埼玉と石川で火事があったとか、熱そうな話がチラホラあるが、近所の人はこのクソ寒い中困ったろうなあとため息をつくばかり。昨年末からの大雪と強風で日本海側では停電の話もちょこちょこ見受けられる。無事に新年を迎えられたのだろうか。


 海外ではフィリピンの台風被害がいまだ拡大中。死者は405人に達し、約50万人が避難生活を送っている。フィリピン赤十字の関係者は復興に2~3年かかると話しているらしいが、台風は今年も来年も来るからな、最悪の場合ハイチの二の舞となりかねない。もちろん国状も経済規模もまるで違う国なのでまったく同じようにはならないであろうものの、上手く歯車がかみ合わないと10年単位の時間がかかるやも知れない。被災地支援は日本の得意とする分野であろう。早い段階で協力を申し出るべきだ。早くしないと難民が溢れだし、いずれ日本を含む周辺国にとって脅威となりかねない。とにかく復興はスピードが命である。外務省を始め政府の皆様には頑張っていただきたい。


 暗いなあ、暗い話題ばかりじゃないか。他に何かないか。ああ、今日付の朝日新聞にこんなタイトルの記事があった。

・ゲイふうふの息子は両親を「パパ」と呼ぶ 日本の「結婚の壁」はなぜ

 ふうふって何だと一瞬考えてしまった。「きょうだい」でも同じように感じた記憶があるが、何でもかんでも平仮名にするのはどうかと思う。別に今の時代、「ペア」でも「カップル」でも「家族」でも好きに使えばいい訳で、何故「夫婦」という言葉に拘るのかが理解できない。

 報道の記事では加害者を「男(あるいは女)」と報じ、被害者を「男性(あるいは女性)」と報じる。たぶんルールとして明確に決まっているのではなく慣習だと思うのだが、これも同様に新たな慣習を作ればいいのではないか。

 だいたい異性カップルを「夫婦」、同性カップルを「ふうふ」と表記するのなら、トランスジェンダー同士の異性カップルはどうするのだ。そこに「夫」や「妻」という立場があるかどうかは家族ごとに異なるのに「夫婦」でいいのか。こういう意識高い系の表記変更は中途半端だし、すぐ限界が来る。「私たちは性差別についてちゃんと考えています」と主張したいのなら、もう少しちゃんと決めた方がいいと思うのだけれど。


 性差別と言えば昔、「婦人倶楽部」という女性向け雑誌があって、そのCMソングの歌詞が「女の喜び 妻の幸せ ルルルルルル 婦人倶楽部」というものだったことを思い出した。いまテレビで流したらエラい事になるだろう。時代は変わったのだ。なお、婦人倶楽部というバンドがあるのをいま初めて知った。ある意味攻めている名前だな。


 本日はこんなところか。昨日は必死こいて頑張って5600文字ほど書けた。だいたい2話分か。何とか書けるうちに書いて余裕を作っておかないとな。

 さて、初詣にでも行ってくるか。今年も一年、無事に過ごせますように。

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