第753話 2021/11/5 本日休業

 本日は11時起き。快晴。ここんところ毎日秋晴れが続いている。もちろんその方が体が楽なのでありがたいのだが、何故か不安に駆られる。別に家から出る訳ではないし、ゲリラ豪雨が突然降っても困りはしないのだが、何だろうな、「こんないい天気が何日も続くはずがない」みたいな猜疑心は。いったい誰を疑うというのだろう。厄介な厄介な。


 昨日は時間があったのに、思うほど書けなかった。何か頭に血が上っている。頑張らねばならない状況ではあるが、まだケツを蹴り上げるような段階ではない。どうしてガチガチになっているのか。少し頭を柔らかくする必要があるだろう。そんなこんなで本日は休業。ネタはない訳ではないのだが、笑える話題はほとんどない。そんなしかつめらしい顔で読むような場所ではないからな、たまに真面目なことを書くのはいいが、それしかないのなら休んだ方がマシかも知れない。


 書いているファンタジーはいま5000文字ほど。たぶん5万文字は行かないのではないかと現段階では考えているのだが、さあ果たしてどうなるやら。キリのいいところで終わらせるつもりではある。ただ延ばそうと思えば結構延びそうなので、案外長編になる可能性もあるのだ。ミステリーを書くための当て馬みたいな作品なのだけど、それなりに面白いからな。これを書き終わってからミステリーに移った方がいいのかも知れない。何作も並行して書けるほど器用ではないし。


 なおこのファンタジーには恋愛要素が絡んでいる。それメインではないしラブコメでもないのだが、虫けらの作品としては比較的多めだ。珍しい。碌な恋愛経験もないくせによく書けるものだ。しかしまあ、肩肘張らずに適当に書いているファンタジーだから、普段やりにくいこともできる部分はある。少しずつ少しずつ、書ける分野を広げて行くのも悪くないだろう。


 最近、記憶の混乱が目立つ。今日は燃えるゴミの日なので、昨夜ゴミを出した。そのはずだ。ゴミ袋それ自体は間違いなく外に出ている。なのに、これが昨夜だったか一昨日の夜の出来事だったかが頭の中でハッキリしない。出す際にカレンダーを確認しているので、ほぼ間違いなく昨日の夜だと思われるのだが、確信が持てない。腑に落ちる感覚がない。ずっと家の中にいるせいだろうか。たまには外に出なきゃなあ、と思う気持ちはある。しかし気持ちだけでは行動に移せないのだ。やれ面倒臭いことよ。


 こないだ買ったエロマンガの物語の展開が想定のド真ん中を行かれたので、ちょっと損をした気分になっている。ただ自分を省みたとき、読者の想定を外してなお破綻しない物語が書けるかと言われると自信がない。ましてエロマンガだからな、大事なのはエロいことであって、読者の予想を裏切ってナンボではないのだ。意味不明な期待を寄せるのはやめておいた方が良かろう。


 イロイロと考える。世間から切り離されて生きているように見えて、結局虫けらも世間の中で生きているのだ。何やかやと考えなければならない。面倒臭いのだが、まあ世の片隅でボーッと生きる対価であろう、たまには頭を使わねば。


 本日はこんなところで。頭をパカッと開いて脳みそを取り出して、柔らかく揉んでから元に戻したい気分。何でこんなにガチガチになってるんだ。自分にプレッシャーをかけるのは悪いことではないが、やり過ぎればただの毒だ。義務感で小説を書いても長続きはしない。人によっては長続きするのかも知れないが、虫けらはそもそも人並みの脳みそではないだろう。分相応を理解すべきであると考える次第。

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