第747話 2021/10/30 選挙とか
本日は12時起き。まあ想定内。天気は快晴、体調も悪くない。毎日こうなら気も楽なのだが。昨日は買い物にも行けたし期日前投票もしてきた。多少危なっかしいところもあったが、何とか一日無事に過ごせた。今日も一日、というかすでに残り半日だが、何とか平穏無事に過ごしたいところ。
そんな訳で選挙である。これを書いているいま、外では市の選挙管理委員会が防災無線で投票を呼びかけている。投票率は高いに越した事はない。現状は低すぎる場合が多いしな。ただ、投票率が高くなったら政権交代が実現する、とかいう言説は眉唾物である。いままで投票に行かなかった人間が全員投票所に行ったとしても、おそらくは相当な割合の有権者が自民党に投票するはずだ。結果はいうほど変わらないだろう。しかし、せっかくの権利行使の機会を放棄して、文句だけ言うのは見苦しい。そういう意味で投票率は上がるべきだと思うところ。
上にも書いたように虫けらはいつも通り期日前投票に行って来た。ここ何十年も選挙当日に投票に行ったことはない。投票所はたいてい駐車場がなく、そしてたいてい歩いて行くには微妙に遠かったりするのだ。買い物ついでに市役所に寄って期日前投票するのが一番簡単である。投票所入場券の理由を問う欄には仕事の部分に丸をつけている。仕事なんてしてないが、まあ嘘も方便であろう。
どこの党のどの候補者に投票したかをここで書いてしまうと、様々な問題が起きるやも知れないので書かないが、別にビックリするような投票はしていない。たまには「えっ! あそこに投票したの?」と他人に驚かれるような投票をしてみたいものなのだが、そんな機会は全然ないしな。選挙のたびに毎回のように書いているかも知れないが、選挙とは生ゴミの山の中からまだ使えるゴミを探し出す行為である。宝石を見つけようなどと考えてはいけない。そんなことをしたら、ただ現実に絶望するだけで何のメリットもない。
選挙に関してはメディアもそれなりに報じている。しかし今回の選挙は、一部野党の党首は鼻息が荒いものの、大きな波風は立っていない。岸田首相が地味で国民の支持を得られていないのは事実だが、野党の側にスターがいる訳でもない。これはメディアとしても報じにくかろう。メディアとしてはよりシンプルで単純な構図が生まれた方が報じやすいはずだ。民主党政権誕生時の鳩山氏や、その前の日本新党を中心とした連立政権の細川氏などは、当時非常にわかりやすいアイコンであった。しかしいま立憲民主党や日本共産党にアイコンたりえる人物はいない。そして岸田首相はアレである。誰を中心に報じて良いのやら、メディアも途方に暮れていることだろう。
選挙と言えば一部郵便局長が利用者などにカレンダーを配り、次回の参議院選挙で特定の候補に投票するよう促していた疑いがあると朝日新聞が報じている。しかし普通に考えれば、参議院選挙だけではあるまい。今回の衆議院選挙でも同様のことをしていたと考えた方が自然である。明日以降、どの議員が郵便局票を獲得したのか、そこまで報じてくれればいいのだがな。て言うか、本当にこの時期になるまでわからなかった疑惑なのだろうか。もっと前から気付いていたが、このタイミングに合わせて報道したとか。この辺はメディアのテクニックなのかも知れないが、あまり読者から信頼されるやり方ではないと思うところ。
あと神奈川の自民党公認候補の陣営が、「比例は国民民主党へ」と書かれたハガキを有権者に送っていた模様。法律に違反する行為ではないが、まあ、裏でイロイロあるのだろう。国民民主党はいずれ自民党に吸収されるのやも知れないな。
さてそんなこんなで、第49回衆議院議員選挙はいよいよ明日、投開票だ。祭だ祭だ。どんな結果になるのやら、午後8時を楽しみに待ちたいと思う。果たして虫けらの想像通りの結果になるのか、もしくは想定から逸脱した地滑り的な大変動が起こるのか、すべては神のみぞ知る、である。
政権と言えば普通は政治の世界の話であるが、そこから転じてプロ野球の世界でも用いられる言葉だ。昨日29日、中日ドラゴンズと福岡ソフトバンクホークス、そして北海道日本ハムファイターズは新監督人事を発表した。
中日では立浪新政権、ソフトバンクでは藤本新政権、日本ハムでは新庄新政権が誕生し、来期の活躍を誓った。話題性では何と言っても新庄氏であろう。日本プロ野球史上を代表するエンターテイナーである。監督として何か突飛なことをしてくれるかも知れない。ファンが考える先発メンバーを採用するとかすでに言っているし、北海道を盛り上げてくれる活躍が期待される。
まあそれでも、最終的には勝たなきゃお話にならないからな。突飛なことばかりして負け続けてはファンも離れて行く。ただ逆を言えば、新庄氏率いる日本ハムが来年Aクラスに入るようなら、世間の見方はガラッと変わるだろう。そういうビックリ箱的な面白さがあるのだ。パリーグにまた旋風を巻き起こすことを期待したい。
菌類や植物は、胞子や種子を散布する事で子孫を増やし、生活圏を拡大させる。散布には主に風散布、水散布、自動散布、重力散布、そして動物散布がある。動物散布の場合、木の実など高い位置にある種子は、リスなどの樹上で生活する動物や鳥によって散布され、木の根元に生えるキノコの胞子などはネズミなど地上で生活する動物によって散布される、というのが従来の常識だった。
しかしアメリカのフロリダ大学などの研究チームが大規模調査したところ、南米大陸の南部太平洋側に広がるナンキョクブナの森林では、浅い地下に生えるキノコを鳥がほじくり出して食べ、それによって胞子が散布されていることが判明したそうだ。
今回調査された鳥は「ムナフオタテドリ」と「クロアカオタテドリ」の2種であるが、普通に考えて他の鳥も似たようなことをする可能性はある。動物散布による菌類、あるいは植物の生息域の拡大、および森林の拡大は、従来考えられていた以上に大規模なものなのかも知れない。
もちろん、これが判明したからといって、虫けらが金持ちになれる訳でも、虫けらの文章力が上がる訳でもない。端的に言って何の影響もない。しかしそれでも、ほんの少しだけ視野が広がるのは素晴らしいことだと思う次第。
そう言えば今日は太陽フレアの影響でイロイロとトラブルが起こるかも知れないと言われていたが、どうなったのだろうな。いまのところ特に何もないようだが。
本日はこんなところで。昨日は次回作の登場人物が何人か決まったりはしたが、トリックは相変わらず何も出て来ない。遅々たる進展である。でもまあ、後退はしていないのだ、それはそれで良しとしよう。今日も何とか頑張るか。
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