第654話 2021/7/29 本日休業

 本日は11時起き。力が出ない。顔の濡れたアンパンマンでもあるまいに、とは我ながら思うのだが、もう全然やる気が出て来ない。欠伸ばかりがアホほど出る。脳みそが踏ん張れないのでどうしようもない。そんな訳で本日は休業。


「何も知らない大賢者様」は今日第10話を更新して、またしばらく更新は停止する。次は来月後半かな。3週間で更新できればいいけど。リハビリだから無理をしても仕方ない。ミステリーも書かなきゃいかんし。


 そのミステリーは昨日も1000文字ほどしか書けていない。9月までに完成するかな。無理っぽいかな。まあブラッシュアップを続けて来年の賞に応募しても良いのだけれど。「良い作品」の定義は難しいが、それなりに良い作品が書けている実感はある。でもただ良いだけではなあ。面白くないと。全部出来上がった状態で組み立てている訳ではなくて、部品を作りながら組み立てているので時間がかかる。非効率かも知れないが、これが一番具合が良いのだ。


「毒にも薬にもならない」というのは普通に考えれば褒め言葉ではないが、虫けらの書く作品は基本的に毒にも薬にもならない。ごくたまに毒になる作品もあるのだが、あまりそれは表に出さないようにしている。あくまでも毒にも薬にもならない作品を書くのが第一の目的であるから。


 毒になったり薬になったりする方が面白いのはわかるのだが、たとえば「人生で初めて小説を読む」読者が虫けらの作品に手をつけたとする。その読者に毒になったり薬になったりするような刺激の強い文章を見せて、気に入ってくれればまあ良い。でも「小説って何か汚い」みたいな印象を持たれては、非常にもったいない。書き手にとってももったいないし、その読者自身にとってももったいない。


 と言うかそもそも、毒にも薬にもなるような小説なんて、放っておいても誰かが書くのだ。それをわざわざ虫けらが書いてもたいした意味はない。ならば毒にも薬にもならない、誰にでも安心して勧められる小説を書けば、少なくとも読者にとっては選択肢が広がる。そしてできれば、それで面白いのなら言う事がない。なので虫けらは毒にも薬にもならない面白い小説を目指しているのである。それが正解がどうかは知らん。神様でもなかろうに、正しさを追求しても仕方あるまいと思う次第。


 んあー、頭が回らない。全然回らない。ため息と欠伸ばっかりだ。まあこんな日もある。今日は夕方から犬を動物病院に連れて行かねばならない。炎天下をまた歩くのか。考えただけでグッタリするな。とりあえず。本日はこんなところで。

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