第614話 2021/6/19 岩戸とか

 本日は2時半に起きて7時に起きて11時に起きた。まあアレだ。午前中に起きられたからセーフ。外は雨。もうどうしようもないくらい雨。ため息しか出て来ない。体は重いし頭は重いしネタはまったくないし。何ともかんとも。


 天照大神の天岩戸入りは日食を現わしているのだという説は昔からある。だがそれが事実だとすれば、せいぜい2時間、完全に天岩戸が閉じていた時間なら数分の出来事である。岩戸の前で大騒ぎした神々もせわしなかったろう。まあ空から太陽がなくなってしまうのだから大慌てするのも仕方ないが、もしかしたら天宇受売命の踊りをもっと見たかった神様もいたかも知れない。

 17日に埼玉県さいたま市大宮区で発生したネットカフェの立てこもり事件は、33時間で解決した。男が眠ったのを見計らって警官隊が突入し、逮捕した模様。人質にケガはなかったようだ。

 メディアは事件解決までに時間をかけすぎだと警察を叩いている。確かに人質の立場からすれば一分一秒でも早い解放を望んでいただろうが、メディアが言う事でもない気がするのだけれど。

 そもそも警察が急いで解決しようとして人質に被害が及んだりすれば、「何故焦ったのか」と叩くのだろう。現場付近の道路に車を路駐しまくって周辺住民に迷惑をかけても知らん顔のメディアの皆さんは面の皮が厚いから平気なのだろうが、普通の神経をしている常識人は叩かれたくないものである。警察だって状況に応じて最善の手を探っているのだ。騒ぎを大きくするしかできない連中が挨拶代わりに罵倒するのはやめてもらいたい。

 無論警察には警察で問題がある。○○県警は事件を告発しようとしても動こうとしない、みたいな話はあちこちで聞くし、メディアが報じ、場合によっては攻撃しなくてはならない事実は少なからずあるはずだ。だがそれらに関する追跡報道を目にする機会は少ない。結局のところ癒着してるんだろうなと思われてもやむを得まい。

 いま新聞が売れなくて朝日や毎日が値上げするらしいが、値上げすれば余計に売れなくなるだけである。新聞の報道姿勢に疑惑と嫌悪の視線が向けられている事を理解し、いったいメディアは何を報じるべきなのかを考え直していただきたい。権力の監視すらできず、ただ表面的な事象をなぞってマス目を埋めるだけの新聞に存在価値などあるはずがない。

 新聞の敵はインターネットではない。腐るほど飼っている獅子身中の虫こそがメディアを死に追いやる原因である。このまま滅んでも構わないのであれば特に何も言う事はないが、経営者の建前としての「新聞の役割」ではなく、一般消費者にとっての「新聞の役割」を思い返してみた方が、組織を生き長らえさせる事も金を稼ぐ事もできそうに思うところ。


 共産党と選挙協力はするが連立政権は組まないとか、共産と連立を組んでもそんな政権はすぐ倒れるとか、立憲民主党の枝野党首が言ってるようだが、そもそも野党第一党なら共産党などとつるまずに単独過半数を目指せば良いのではないか。何故目指さないのか。目指せないのか。どうして支持率が上がらないのか、本気で考えてるのかなあ。

 いまの政権の重箱の隅をつついてアレが問題だコレが問題だとあげつらうのも無意味とは言わないが、もっとビジョンを見せろよ。想像力がないのか。いったい日本をどんな国にしたいのか。ふんわりとしたイメージじゃなくて、具体的な「次世代の日本の姿」を見せてくれよ。それが野党の仕事だろう。政権が失敗するのを待っているだけの野党に誰が期待するものか。

 てな事を言うと「新しい日本のビジョンは私の著書に書いてあります」とか返ってきそうだな。それが事実かどうかは知らないが、その程度の存在としか思われていない事をちゃんと真正面から見た方が良いのではないか。まあ無理なのだろうけど。


 極めて短いが、本日はこんなところで。ネタらしいネタが全然見つからないのだから仕方ない。昨日は全然書けてないしな。明日明後日は晴れる予報だが、さて期待して良いのやら。

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