第569話 2021/5/5 小ネタ集
本日は9時起き。雨。んあー、まいった。これはまいった。まったくやる気が出てこない。顔を上げてPCを見ているだけでツラい。目の前のニュースと記憶の中の情報がごっちゃになる。端午の節句もへったくれもない状態。そんな訳で本日は小ネタ集である。何ともかんとも。
3日、Microsoftの創業者ビル・ゲイツ氏が離婚を発表した。芸能人でもあるまいに放っておいてやれよという気もするのだが、世界有数の大富豪だからな、まあ騒ぐ気持ちも理解できなくはない。結婚生活は27年、子供は3人だという。
ゲイツ氏と言えば慈善活動家としても有名である。妻と連名で立ち上げたビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の活動は継続するそうだ。
彼は今般の新型コロナ騒動の黒幕だ、と陰謀論者から攻撃されているのだが、もしかしたらこの離婚も何かの陰謀と結びつけられるのかも知れない。まったく有名人は大変だな。
いま中国は大量の海上民兵を使って南シナ海の実効支配海域を拡大しており、フィリピン領海にも無数の船を送り込んでいる。これに対しフィリピンのロクシン外相は3日、「中国、わが友よ。どうすれば礼儀正しく表現できるだろうか。さて……FUCK消えうせろ」とTwitterに投稿した。
これに中国は反発、外務省の汪文斌副報道局長は4日、スカボロー礁は中国の領土であるとした上で、「言論発表時には基本的な礼儀と肩書を一致させるよう望む」(時事通信)と非難した。
アレか。丁寧語で罵倒すればOKなのか。
「骨の髄までご腐敗あそばした国家であらせられること。ホホホ」
とか言えば満足なのか。そいつは愉快な趣味だな。まあ言葉使いをどうしたところで、やってる事をやってないとは言えないし、仕方なかろう。侵略国家は丁寧に言っても侵略国家だ。美辞麗句で飾れというならそうするが。
4月30日、台湾の台中の港でゴムボートに乗った男が発見された。当局の調べに対し、自由と民主主義を求めて中国の福建省から約80キロ、台湾海峡を横断してきたと話したらしい。
これ、もの凄い困るよな。
まず単純に考えて、この人物が中国のスパイでないと断言する根拠がない。迂闊に台湾国内に入れて工作活動でもされたら大問題になる。しかし面倒だからと送り返したりすれば、中国は台湾側が唯々諾々と要請に従い犯罪者を引き渡した、などと言いふらすに違いない。
あるいは逆に、この男の言葉に一切の嘘がなかったとしよう。本当に自由と民主主義を求めての逃避行だったとした場合、台湾は彼を中国当局には引き渡せない。曲がりなりにも自由主義・民主主義側の国家が、迫害される事を承知で中国に送り返すなど人権尊重の観点から許されるはずがない。諸手を挙げて受け入れるしかなかろう。
だがそうなった場合、つまり「台湾は中国の自由主義者を受け入れる」と事実上表明してしまったら、中国から大量の難民が押し寄せる可能性が生まれる。もしそんな事態になれば、台湾はパニックに陥るだろう。何十人も何百人も押し寄せる難民全員の思想チェックなど手が回るはずがない。中国の工作員が紛れていても見つけられないのだ。まして何千人も何万人もやって来た日には。
彼が嘘をついているかどうかはわからない。だが彼自身は本当に中国に嫌気が差していても、その行動を中国当局が知らないとは限らない。上に書いたような展開を期待して、わざと泳がせていた可能性だって考えなくてはならないのだ。これ台湾当局はもの凄く大変だと思う。神経をすり減らすような思いをしているのではないか。何とも厄介な話。
2月1日のクーデター以来、何一つ明るい兆しの見えないミャンマーであるが、3日、アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)の地方議会議員を始めとする計5人が死亡した。小包爆弾が爆発した模様。普通の国家ならテロ事件なのだが、ミャンマーだからな。とりあえず国軍の仕業と考えるのが妥当ではないか。
死亡した5人のうち3人は国軍のクーデターに反対して職務を放棄する「不服従運動」に加わった警察官だったそうだ。議員と警察官らは軍の迫害から逃れるために中部の村に身を寄せていたのだが、住居を貸した村民共々爆殺されてしまった。
まあ国軍は認めないだろうが、これで軍を疑わないミャンマー国民はいないのではないか。何とも気分の悪い話。
音声SNS「Clubhouse」が話題となってそれなりの時間が経つが、とりあえず虫けらのTwitterやFacebookのフォロワーで、Clubhouseのアカウントを持っているという話は聞こえてこない。しかしおそらくは流行っているところでは流行っているのだろう、Twitterは似たようなサービスの「Space」を3日から本格開始した。Facebookも同様のサービスを予定している。
Clubhouseが招待制なのに対して、TwitterのSpaceは基本誰でも参加できる。ただ特色として、開催者が「入場料」を徴収できるシステムを追加で採用したらしい。芸能人などがイベントを開催する事を想定しているのだろう。
まあ、どのみち虫けらは文字で会話するヤツである。自分の口から音声を発して会話するなどとんでもない。吃音とかそういうレベルではなく絶対に無理であり不可能であるから、ClubhouseだのSpaceだのは遠い世界の話だ。しゃべりたい人は勝手にしゃべってくれればいい。こちらを巻き込もうとしないのなら自由だと思うところ。
短いが本日はこんなところで。調子は悪いわネタはないわ。まったく踏んだり蹴ったり。
とりあえず昨日は600文字ほど。今日は進みそうにはないけど、何とかできる範囲で頑張ろう。
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