第517話 2021/3/14 小ネタ集

 本日は10時起き。昨日よりは随分気分的にマシである。でも体調が良いか悪いかで言えば、多分悪いのだろう。悪いというのはわかるのだが、どれだけ悪いのかがわからない。自分はいまどんな状態で、どのレベルなのだろう。わかりやすい指標でもあれば有り難いのだが、実際問題そんなものはない。ただ、毎日飯は食えている。ならばそれほど絶望的ではないのかも知れない。

 昨日、CyberLinkのPowerDVDの公式サイトを見たら、それからどこもかしこも広告がPowerDVDだらけになってしまった。エロサイトか。もの凄い汚染っぷりである。まあ結局は公式ではなくAmazonから買ったのだけれど。公式の方が200円ほど安いのだが、いちいちカード情報を入れるのは面倒臭いし不安だしな。Amazonペイでも導入してくれれば良いのに。

 PowerDVDを買ったのはブルーレイに録画したモノを見るためである。虫けらには驚愕の事実だったのだが、ブルーレイディスクドライブを買ってもブルーレイプレイヤーは同梱されていないのだ。ブルーレイディスクに書き込むソフトの無料版は入っているにも関わらず。

 フリーのブルーレイプレーヤーはPCに入れてあるものの、どこ製か不明だし、どうにも怪しく性能的にもレベルが低い。そう毎日見る訳ではないからこれでもいいかと思わないでもなかったのだが、一応AmazonをのぞいてみたらPowerDVDのレビュー欄に星1つが並んでいる。どう考えても変チクリンな日本語で。それを見た瞬間「あ、これは買いだな」と思ってしまった。

 ただ正直、値段は割高に感じる。クソ高いと言っても過言ではない。おまけにダウンロード販売もしていない。つまり箱に入った円盤を買わねばならんのだ。この2021年に保守的すぎないかと思うのだが、まあ仕方ない。Windowsのメディアプレイヤーでブルーレイが見られたら万事解決なのに、DVDまでしか対応していないのがある意味諸悪の根源と言えよう。

 光学メディアを切り捨ててPCを薄く軽くして、メディアプレイヤーもほっぽり出してユーザーフレンドリーから遠のいて行く。PCとは未来の詰まったマジックボックスではなかったのか、本当にこれで良いのかMicrosoft! と思ったりはするのだけれど、いくら何でもさすがにいまさらであるな。

 そんな訳で(どんな訳だ)本日は小ネタ集。全然ネタがなかった。


 12日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、各所からボイコット論の出ている北京冬季オリンピックについて、1980年のモスクワオリンピックのボイコットを引き合いに出し、

「人々は歴史から学ぶべきだ。五輪をボイコットしても何も達成できていない」

「ソ連軍が撤退したのは1989年だったので本当に何の役にも立たず、自国の選手が犠牲になっただけで、その報復に(1984年の)ロサンゼルス五輪がボイコットされた」

「アスリートが犠牲を払うことになる」(以上AFP)

 とボイコットに反対した。彼はモスクワオリンピックが行われた当時、西ドイツのフェンシングの代表選手だった。この言葉は自身の経験に基づくものなのだろう。非常に現実的で説得力がある。ただな。

 現実的な言葉だけでは現実は動かないのだ。夢や理想はたいてい役には立たない。だがその役立たずな理想論が現実を動かす事もある。誰かが殴られているときに、自分には関係がないからといって通り過ぎるのは確かに現実的だ。だが「そんな事はやめろ」と声を上げる事が無意味だとは思わない。

 人間はどうあるべきなのか、自分の子供や孫にどんな方向に進んでもらいたいのか、バッハ会長はどう考えているのだろう。アフガニスタンの選手はモスクワオリンピックに出場すべきだったと思っているのだろうか。

 IOCの会長はアスリートに対して責任があると自負しているのかも知れないが、アスリートに対してだけ責任がある訳ではない事も理解していただきたい。ポジショントークを全否定するつもりはないけれど。


 外国人技能実習生が暴力を振るわれたり、低い賃金で長時間労働を強制されたりして、事実上逃げられないようにされるケースが跡を絶たない。これを政府は「人身取引」と呼んでいる。かろうじて「人身売買」ではないと言いたいのかも知れない。だが実際のところ奴隷制度である。

 これについて厚生労働省は、全国の労働局に対して担当者を配置し、関係機関と合同で監督や調査を行うなど対策を強化する旨の通知を先月出していたらしい。まあ何もしないよりはマシなのだろうが、数が多すぎて手が回らないなんてオチにならない事を祈るばかり。

 実習生がいないといまの日本は回らないという話もあるのだが、本当に回らないのだろうか。どこまで、どのレベルまで回らないのか実証実験のような事が行われたのか。確かに物価が上がるのは庶民にとっては困った事だが、日本国内に労働力がダブついているのも事実だろう。何か上手く工夫してマッチングするのは不可能なのか、いい加減国レベルで考える必要があるのでは。


 11日、埼玉県内の小学校で、1~5年生の児童6人と教師1人の歯の一部が欠けた。他に口の中を切った児童もいたらしい。別に殴り合いの大乱闘が起きた訳ではない。当日給食に出た皿うどんが、揚げすぎてカチカチになっていたためだ。

 学校内にある給食室で皿うどんを調理しようとしたところ、麺を揚げる油の温度が下がって給食時間に間に合わない恐れが出てきたため、1回に揚げる麺の量を増やして揚げる時間も10分ほどに延ばしたら硬くなったらしいのだが、一人暮らしを始めたばかりの学生みたいな失敗を、曲がりなりにもプロの調理師がしてどうする。かなり大雑把な性格なのだろうか。


 長野県松本市の乗鞍岳と、同県駒ヶ根市の千畳敷カールで続けて雪崩が発生したらしい。巻き込まれた人が複数いるようだが、いまだ詳細は不明。大事でなければ良いのだが。


 11日、イラク北部サラハディン県の村で民家などが武装した集団に襲撃され、6人家族を含む計8人が殺害された。この件でISが12日に犯行声明を出した模様。イラク軍がISに対して勝利宣言をしたのが2017年だという。もう4年前か。しかしいまだISは各地でテロを散発的に起こしている。根絶するのは容易ではない。


 本日はこんなところで。ホワイトデーじゃん! だから何だという事もなく。

 ダルい。寝転がっていると、頭がちょっと回らないかなくらいの感じなのだが、立ち上がると酷い。はあ、面倒臭い事よ。

 昨日もまったく何も書けていない。まるで全然一文字も、だ。困ったなあもう。

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